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肺がん患者へのヤジで穴見陽一衆議院議員が公式サイトで謝罪 「発言妨害の意図はなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いた」~ジョイフル創業者の長男

[2018/6/21 16:16]

 穴見陽一(あなみよういち)衆議院議員が、15日の衆院厚生労働委員会で受動喫煙対策の議論に参考人として出席した、日本肺がん患者連絡会代表で肺がん患者でもある長谷川一男氏が発言している際に、「いい加減にしろ」とヤジを飛ばしたとされる問題で、公式サイトとFacebookに謝罪文を掲載しました。

 穴見陽一衆議院議員は、「まずは参考人の方はもとより、ご関係の皆様に不快な思いを与えたとすれば、心からの反省と共に深くお詫び申し上げる次第でございます。もちろん、参考人のご発言を妨害するような意図は全くなく、喫煙者を必要以上に差別すべきではないという想いで呟いたものです。とはいえ、今後、十分に注意して参りたいと存じます。この度は誠に申し訳ありませんでした」と謝罪しています。

 穴見陽一衆議院議員は1969年7月24日生まれで、大分県佐伯市出身。法政大学経済学部を3年で中退後、1994年に父親(穴見保雄氏)が創業した、九州を中心にファミリーレストランを展開する「ジョイフル」に入社。1997年に地域子会社の中国ジョイフルの社長に就任後、2003年3月にジョイフル社長に就任。2012年12月16日の第46回衆議院議員総選挙に自民党公認・公明党推薦で初当選し、現在当選3回目。なお、現在の「ジョイフル」の社長は妻の穴見くるみ氏で、穴見陽一氏は代表取締役相談役に就任しています。

[古川 敦]