ライフ

ハッピーセットが31年目の進化! 絵本や図鑑も選べる「ほんのハッピーセット」が本日20日(金)スタート~子供が気軽に本に触れる機会と親子で過ごす時間を創り出す

[2018/7/20 16:18]

 日本マクドナルドが、1987年に販売が開始されたハッピーセットを進化させ、絵本と図鑑も選択肢に加わる新プログラム「ほんのハッピーセット」を、2018年7月20日(金)より全国のマクドナルド店舗で販売を開始します。これにより、ハッピーセットは「絵本」「図鑑」「おもちゃ」のいずれかを選べるようになります。

ほんのハッピーセット「注文できた」篇

 1987年に販売が開始され2017年に30周年を迎えた「ハッピーセット」は、チーズバーガーやチキンマックナゲットなどのメインメニュー、サイドメニュー、ドリンク、おもちゃのセットで、価格はハンバーガーのセットで460~500円(税込)です。マクドナルドではハッピーセットを年間1億個以上販売しており、この規模を活かして社会に寄与する活動を行なうことがマクドナルドの企業としての責任であるとして、グローバル全体で「お子様の健全な成長を願う様々な取り組み」を行なっているとのこと

 今年度は、その第1弾として「おもちゃのリサイクルプログラム」を、第2弾として職業体験プログラム「マックアドベンチャー」のWEB予約システムを開始し、今回、第3弾としてハッピーセットはおもちゃに加えて絵本と図鑑も年間を通して選べるように生まれ変わります。

 ハッピーセットで、心を育む絵本や好奇心をかきたてる図鑑を継続的に提供することは、子供たちがより気軽に本に触れる機会と親子で過ごす時間をつくり出し、日本の未来を担う子供たちの成長をサポートしていけるものと考えているとしています。

 「ほんのハッピーセット」に登場する絵本は、子供たちが楽しく読めることを前提に、思いやりの心や感動する心を育み豊かな人間性を育てる“徳育”を目的に、絵本作家によるオリジナル描き下ろし絵本を提供。また図鑑は、知識を得ることで自ら考え、判断し、表現する力を育む“知育”を目的として、「小学館の図鑑NEO」をもとにハッピーセットのために編集されたページと、子供たちの好奇心を刺激し、発見を促すクイズなどのオリジナルページで構成した“ミニ図鑑”が提供されます。絵本と図鑑はそれぞれ2カ月~3カ月で次のシリーズへと切り替わっていく予定としています。

 日本マクドナルドでは、2014年以降、ハッピーセットで本を提供するという取り組みを期間限定で実施し、「子供の知育に役立った」、「親子のコミュニケーションが増えた」と好評だったとのこと。さらに、海外においては、既に2001年から本のプログラムが開始され、これまでハッピーセットを通して3億7千万冊以上もの本が配布されています。

絵本

 子供たちの思いやりの心や感動する心を育み豊かな人間性を育てる“徳育”を目的に、絵本作家たちによる「ほんのハッピーセット」のためのオリジナル描き下ろし絵本を提供。第1弾は、新井洋行(あらい ひろゆき)氏によるオリジナル描き下ろしの「きもちのかたち」です。

絵本読み聞かせリレー「きもちのかたち」篇

【作者談話】
 親と子の笑顔の間に自分の作品があってほしい、いつもそう思って絵本を作っています。スポーツに興味がある人もいれば無い人もいて、読書に興味がある人もいれば無い人もいて、人それぞれなので、絵本に興味が無いという人もたくさんいらっしゃると思います。

 絵本を手にする場所といえば書店や図書館になると思いますが、読書や絵本に興味が無いとなかなか絵本を手にすることも無いのではないでしょうか? 今回マクドナルドさんでの絵本作りのお話をいただいて、絵本好きの方々にはもちろん、絵本に興味が無い方にも読んでいただける機会ではないかと思いました。親子でこの絵本を楽しんでいただいて、“かたち”達と一緒に笑顔になってもらえると良いなと思います。

図鑑

 知識を得ることで自ら考え、判断し、表現する力を育む“知育”を目的として、小学館協力のもと、「小学館の図鑑NEO」をもとにハッピーセットのために編集されたページと、子供たちの好奇心を刺激し、発見を促すクイズなどのオリジナルページで構成した“ミニ図鑑”を提供。第1弾は、「小学館の図鑑NEO」のなかでも人気の高い「ネコのなかま」。

図鑑しょうかいリレー「ネコのなかま」篇

【編集者談】
 図鑑には、身の周りで見られるものはもちろん、珍しい昆虫、奇妙な魚、外国の動物まで、実にいろいろな生き物が紹介されていて、子どもの好奇心を大いに刺激します。図鑑は知識のワンダーランドです。「ほんのハッピーセット」は、本の大きさやページ数、情報量が、そんな図鑑の入口にぴったり。

 親子で楽しみながら、生き物や自然について学び、知ることが出来る素敵な企画だと思います。誌面の中で思いもかけないような生き物や自然の世界に出会い、知識を増やし、さらに興味を膨らませるきっかけにしていただきたいと思っています。

[古川 敦]