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初めて語られる、被災地に行く理由と秘めた想い 本日23日(日)放送の「情熱大陸」は“神”と呼ばれるスーパーボランティア尾畠さん

[2018/9/23 13:06]

 TBS系列局で日曜日23時から放送されている人間密着ドキュメンタリー番組「情熱大陸」の2018年9月23日(日)放送回では、8月に山口県で行方不明となった2歳児を発見し、一躍時のひととなった、“神”と呼ばれるスーパーボランティアの尾畠春夫さんが登場します。


 西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市天応地区。被災地の復旧を手伝うボランティアの中に、一際目立つ、赤いつなぎに、「絆」と書かれたヘルメット、尾畠春夫さん、78歳。尾畠さんが現場に入ると、空気が変わる。ボランティア仲間のひとりは尾畠さんを「神」のようだといい、取材した被災者も「尾畠がいると、現場が活気づく」とその独特の存在感に驚きを隠せないという。

 大分県の地元では人気店だった魚屋を65歳で畳み、世の中に恩返しをしたいと今はボランティアにのみ専念。活動資金は年金収入のみ。御礼は一切受け取らず、節約を心がけ車中泊をしながら全国の被災地を回る。番組では被災地での活動に加えて、大分県の自宅も取材。

 束の間の休息日、バイクで30分走り、無料の露天風呂で疲れを落とす。そんな尾畠のもとには来客が絶えず、中には人生相談をしに訪れるひとも。一体なぜここまでボランティアに打ち込めるのか? 原動力は何なのか? 密着を続ける中で、「これまで他の取材では話したことがない」という長年、秘めたある思いを口にし始める。


【尾畠春夫さん】プロフィール
 1939年大分県生まれ。小学校5年生の時に母を亡くし、農家に奉公に出る。中学校は3年間のうちの4カ月しか通えなかったという。別府市や山口県下関市、兵庫県神戸市の魚店で修業を積み、東京都大田区で鳶と土木の会社で資金を貯めた後1968年に大分に戻り魚屋「魚春」を開業。

 地元の人気店だったが65歳の時に惜しまれながら閉店し、以後ボランティア活動に専念する。趣味は40歳からはじめた登山。妻と48歳の息子、45歳の娘、孫5人。取材ディレクターに対しても「360度何を撮っても良いよ」とサービス精神旺盛な78歳。

[古川 敦]