「ロックマン」が初のハリウッド実写映画化! 誕生30周年の節目で20世紀フォックスが配給予定~「HEROES」のマシ・オカ氏がプロデューサー
カプコン(CAPCOM)が4日、「ロックマン」が、初めてハリウッドで実写映画化されることが決定したと発表しました。
「ロックマン」シリーズは、ファミリーコンピュータ向けアクションゲームとして1987年に第1作を発売以来、累計販売本数3,200万本(2018年6月30日時点)を突破しています。キャラクターのルックスと、それに反する硬派なゲーム性が支持を受け、多数の派生作品を含め、発売から30年以上を経た今なお若年層からコアゲーマーまで根強い人気を獲得しているとのこと。
さらに、そのブランドはキャラクターグッズ、コミック、TVアニメや映画など、グローバルで多彩に展開されており、ゲームでの最新作「ロックマン11 運命の歯車!!」は、欧米では2018年10月2日、日本では本日4日に発売を開始しています。
今回、映画化を決定した「MEGA MAN(仮称、ロックマンの海外名称)」は、20世紀フォックス社から配給される予定です。制作は「猿の惑星」シリーズなどを手掛けた米チャーニン・エンターテイメント社が担当し、監督と脚本はアリエル・シュルマンとヘンリー・ジュースト、プロデューサーは「HEROES」での好演などで知られるマシ・オカ氏が務めます。公開日は未定。
長年親しまれてきた「ロックマン」の世界観を踏襲した上で、ハリウッド作品としてのエンタテインメントや壮大な演出により、ゲームファンのみならずアクション映画ファンまで、幅広い世代が楽しめる作品を目指すとしています。
同社では、ワンコンテンツ・マルチユース戦略に基づき、映像化に積極的に取り組み、2017年にはハリウッド映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」を公開(国内は2016年12月)したほか、2018年8月から、北米でTVアニメ「メガマン:フリィチャージド」の放送が始まっています。