2019年のゴールデンウィークは10連休！ でも、暦通り10連休が取れそうなのは3人に1人と少数派！ 10連休は「嬉しくない」人も半数近く

　世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、エクスペディア・ジャパンは、「20代～50代の社会人経験のある男女」を対象に「ゴールデンウィーク10連休に関する意識調査」を実施しました。

　調査対象は20代～50代の社会人経験のある男女400人。

ゴールデンウィーク10連休の認識率は約8割！「嬉しい」と「嬉しくない」の声は半々

　天皇陛下の譲位が2019年4月30日と決まり、5月1日に新しい元号がはじまります。

　新天皇陛下の即位を祝して5月1日は祝日となり、その前後も休日となる方針が表明されました。暦の並びも良いことから、4月28日から5月6日までは10連休の大型連休となります。

　調査で、2019年のゴールデンウィークが10連休になることを知っているかを聞いたところ、約8割が認識していることがわかりました。半年以上先のことながら、かなりの浸透率と言えます。

　10連休がうれしいかどうかについては、「嬉しい」と答えた人が54％、「嬉しくない」と答えた人が46％と、回答が真っ二つに分かれる結果になりました。

　「嬉しい」という答えが多かった職業は「公務員」「会社員」などの人々。

　「家族で出かける計画をしているから楽しみ」や「旅行にも行けるし ゆっくり休める」、「普段できないことや、行けないところへ出かけるチャンス」など、喜びのコメントが集まりました。

　一方で、「嬉しくない」と答えが多かった職業には「専門家（医師・弁護士・会計士など）」 「主婦（夫）」 「パート・アルバイト」が並びました。

　専門家の人々からは「祭日も仕事なうえ、人手不足で忙しくなる」、主婦の人からは「子供や夫が家にいるから炊事、家事が大変に」という声が。サービス業の人からは「毎日忙しくなるから怖いだけ」「国民全員に連休が取得できるように配慮するべき」という声があがりました。

　連休は、立場や業種などによって、一概に嬉しいものではないようです。

10連休は休める？ およそ7割が「休めない」または「わからない」と回答。

　2019年のゴールデンウィークが10連休になった場合、暦通り10連休になりそう、と回答した人は35％にとどまりました。32％は「休めなさそう」、そして33％は「休めるかわからない」と回答しました。

　また、そもそも社会人になってから10連休の経験があるかを聞いたところ、およそ7割が「10連休をとったことがない」という結果に。社会人になってから取れた最も長い連休日数で1番多かったのは「5日」で17％でした。実際には、長期の休みを取るのはなかなか難しいようです。

10連休を取れる人の6割は「旅行をしたい」～一方で混雑や旅費高騰を懸念する声も

　「10連休になった場合、暦通り休めそう」と答えた人たちのうち、およそ6割はその期間に旅行をしたいと回答しました。回答者全体からみると、約2割が旅行を考えていることになります。

　「旅行をしたい」と回答した人の理由としては、「長期休暇ではないと行けない場所に行けるから」「旅行だけでなく、休息の時間をとっても余裕がある日数だから」「家族や友人と予定を合わせやすいから」がランクイン。

　休みは取れるが旅行をしたくない人の理由としては、「混雑が予想されるから」「ゴールデンウィークは旅費がかさむから」「他にしたいことがあるから」などが上がっています。

　大型連休の旅行は休みが合わせやすいメリットはあるものの、「混雑」「高い」というイメージがあるようです。