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「相棒」の右京と亘が「ドラえもん」に登場! 「あい棒」が明日9日(金)放送~ひみつ道具は“あい棒”。水谷豊さん、反町隆史さんがアフレコ

[2018/11/8 15:06]

 2018年11月9日(金)19時からテレビ朝日系で放送されるアニメ「ドラえもん」にドラマ「相棒」の杉下右京、冠城亘が登場します。


 “国民的テレビアニメ”として親子2世代、3世代に親しまれ、2019年には放送40年目に突入する「ドラえもん」の世界に、なんと特命係が現れます。おはなしのタイトルもズバリ「あい棒」。もちろん杉下右京・冠城亘役は、水谷豊さん、反町隆史さんがアフレコに挑んでいます。

 ドラえもんと一緒にテレビドラマ「相棒」を見たのび太は2人の絶妙なコンビネーションに憧れ、「ボクも相棒がほしい」と言い出します。それを聞いてドラえもんが取り出したのは、一方が赤く、もう一方が青い短い棒。それは“あい棒”という名のひみつ道具で、それを長く伸ばして2人で肩に担ぎ、青色側を持つ人物が“一緒にやりたいこと”を言うと、赤色側の人間が相棒となって一緒に物事をやり遂げてくれるというもの。


 のび太は、さっそくしずかにあい棒を担いでもらい、“一緒にケーキを作る”というミッションに挑むことに。ところが、のび太は失敗ばかりで、ケーキは散々な出来に……。その後、のび太はスネ夫と相棒になって一緒に漫画を読もうとするが、ジャイアンに取り上げられてしまい……。

 「細かいことが気になるのが僕の悪い癖」、「おや、僕としたことが」という右京おなじみのセリフや、右京が紅茶を注ぐシーンも盛り込まれているとのこと。

テレビアニメ【ドラえもん】2018年11月9日(金)放送 予告動画

 アフレコスタジオに登場した水谷さんは「ボク、杉下右京~」と茶目っ気たっぷりにドラえもんのマネを披露して空気を温め、収録は和やかなムードでスタートしたそうです。2人は最初のリハーサルからアニメーションにピッタリ合った絶妙なかけあいを見せ、突然のアドリブ要請にも「OK!」と即座に応じ、切れ味鋭い右京と亘らしく鮮やかな手腕を発揮したとのこと。アフレコ終了後、スタジオは大拍手に包まれたそうです。

 今回のコラボの実現について、水谷さんは「いやぁ、ついに来ましたか、という感じでした。まさか、いや本当にまさか、『ドラえもん』にゲスト出演するなんて、想像すらしていなかったことです」と喜び、反町さんも「小さい頃から見ていたアニメに出演できてうれしかった。当時は“どこでもドア”と“タケコプター”がすごくほしかったんです」と思い出を振り返りました。

水谷豊さんコメント

 いやぁ、ついに来ましたか、という感じでした。まさか、いや本当にまさか、『ドラえもん』にゲスト出演するなんて、想像すらしていなかったことですから(笑)、実現してビックリしました。

 アニメ『ドラえもん』が始まったのは、僕が20代半ばの頃。そこから約40年という長い月日、変わらないでいられるのはすごいことですね。時代が変わると色褪せたり、過去のものになってしまったりすることも多いですが、ドラえもんは今でもドラえもんであり続けている。そこが魅力的で素晴らしいなと思いますね。

 ソリ(反町隆史)が僕に「眉毛がそっくりですね」と言ってくるんですよ(笑)。僕って、こういう感じなのでしょうね。よく特徴をとらえてくださってうれしいです。ソリのキャラクターもハンサムだけど、ちょっと芯が太い感じですごくいいんじゃないかな。ぜひ保存版にしたいですね。

 劇中劇でしたが、これをドラえもんたちが見るんだと、どこか思っていましたね。ドラえもんに見られても恥ずかしくない芝居をしたつもりです(笑)。

反町隆史さんコメント

 僕たちがどんなふうに『ドラえもん』に出演するのか、すごく楽しみにしていたのですが、テレビの中に登場する、という設定がまたすごく面白いなと思いました。何より、僕自身が小さい頃から見ていたアニメなのでとてもうれしかったですね。

 僕は小学5年ぐらいからアニメ『ドラえもん』を見ていましたが、“どこでもドア”と“タケコプター”がすごくほしかったんです。子ども心に“こんなものがあったらスゴイな”と思っていたのですが、最近は技術の進歩でひみつ道具も実現しはじめていて、その現実にも驚きますね。あとは…実は、しずかちゃんがかわいくて大好きでした(笑)。ウチの子どもたちも『ドラえもん』は喜んで見ていましたし、夢を与えてくれる作品なので、親世代も楽しめるアニメだと思います。

 アニメは人物を特徴的に描くので、右京さんはどこがいちばん目につくのかなと思っていたら、眉毛でしたね(笑)。あと、2人の靴が大きくて丸くて、そこが『ドラえもん』らしいですね。水谷さんのおっしゃるとおり、2人とも、ドラえもんに向けてお芝居をしていたなと思います。杉下右京も冠城亘も、ドラえもんが見ていることを意識して演技をしました(笑)。

[古川 敦]