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スマホで温度調整できるコートが誕生! AOKIが布ヒーター内蔵「ファブリックヒーターコート」を発売~最大8時間発熱。表地は撥水加工・防風仕様

[2018/11/19 14:12]

 AOKIが、モバイルバッテリーを使用したヒーター機能付きコート「ファブリックヒーターコート」を主要20店舗とオンラインショップで2018年11月17日(土)に発売しました。サイズはS~LLをラインナップし、価格は49,000円(税抜)。ポリエステル100%で、カラーは黒のみとなっています。

 「ファブリックヒーターコート」は、ライナーに日本製ニット地の布ヒーターを内蔵したビジネスコート。同社では、「暖房器具のように、必要に応じて暖かさが調整できるコートが欲しい」といった声を受けて今回の「ファブリックヒーターコート」を企画したとのことで、通電により発熱するファブリックヒーターの採用は、AOKI初の試みとしています。

 布ヒーターは、三機コンシスが2011年に開発した「HOTOPIA」を使用。三機コンシスと信州大学繊維学部との共同研究で進化を続けており、銀の繊維がニット状に編みこまれ、柔らかな触感の生地は伸縮性に優れ、通気性も高く、銀の効果で抗菌性もあるとのこと。医療機器でも使われる電磁波抑制構造となっています。

 バッテリーはライナー左部分のポケットに収納し、電源を入れると背中部分の布ヒーターが暖かくなる仕組みです。ニット地ヒーターなので断線しにくく、均熱性が高いことが特長で、バッテリーを外すとクリーニングも可能です。発熱温度は36度から42度と4段階で温度調整でき、1段階目の場合は最大で8時間発熱することが可能。専用アプリとの連動で、温度の上げ下げやバッテリー残量の確認が簡単に行なえます。

 冬場の冷たい雨や雪にも安心の撥水加工や、防風性に優れる特殊なフィルムが貼られており、冷たい風を防ぐ軽くて暖かいコートとのこと。また、ライナーは取り外しができ、冬場から春先まで長く着用できます。デザインは定番のスタンドカラーコートで、ビジネスパーソンのオンオフや、冬休みに企業のインターンシップに参加する学生にもおすすめの一着としています。

ライナーを取り外せば春コートとしても
[古川 敦]