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伊勢丹が22年ぶりに包装紙をリニューアル! 無限のひろがりを表現した“radiance”~「伊勢丹のブランド力にさらなる磨きをかける」

[2019/1/31 21:58]

 三越伊勢丹ホールディングスが31日、伊勢丹の包装紙のデザインを2019年2月20日(水)に変更することを発表しました。

はじめまして、radiance(ラディアンス)です。~伊勢丹の新しい包装紙~

 同社では「最高の顧客体験」の実現に向け、販売サービスの上質化に取り組んでおり、その一環として、1997年以来22年ぶりに、百貨店の顔である包装紙のデザインを変更し、伊勢丹のブランド力にさらなる磨きをかけるとしています。

 新しい包装紙のデザイン名は“radiance”(ラディアンス)。光が放射状に広がる「無限のひろがり」を表現しているとのこと。作者はフィリップ・ワイズベッカー氏(Philippe Weisbecker)。

 なお、伊勢丹では、2013年10月にタータンチェックのショッピングバッグ(紙袋)が、55年ぶりに新しいタータンに変更しています。


“radiance”(ラディアンス)のデザインコンセプト

1.デザインに込めた想い
 贈り物は贈る人と贈られる人の想いをつなぐもの。白地の紙の上の、赤、黄、緑の3色の線がとぎれることなく広がり、現在も、そして未来までつながります。

2.タータンとのコーディネーション
 伊勢丹のショッピングバッグとして親しまれているタータンチェック(マクミラン/イセタン)に使用されている3色(赤・黄・緑)で構成され、この3色が、包装紙とショッピングバッグをつなぎます。タータンのショッピングバッグから取り出した時に、その贈り物がより魅力的に見えるデザインです。

3.「I・S・E・T・A・N」の文字とリボンについて
 包装紙に点在した一文字づつを追っていくと、それが「I・S・E・T・A・N」だと気付き、受け取った人にも「伊勢丹」の名前を発見する時間を楽しんでいただけるようにと考えました。リボンも、包装紙にちりばめられた「ISETAN」の文字が印刷されたオリジナルです。

作者はフィリップ・ワイズベッカー氏(Philippe Weisbecker)

 1942年生まれ。1966年フランス国立装飾美術学校卒業。パリにアトリエをもつ、フィリップ・ワイズベッカー氏。彼が引く線はとてもシンプルですが、国や性別を超えて、誰もが愛着を感じます。

現在の包装紙

[古川 敦]