伊勢丹が22年ぶりに包装紙をリニューアル! 無限のひろがりを表現した“radiance”~「伊勢丹のブランド力にさらなる磨きをかける」
三越伊勢丹ホールディングスが31日、伊勢丹の包装紙のデザインを2019年2月20日(水)に変更することを発表しました。
同社では「最高の顧客体験」の実現に向け、販売サービスの上質化に取り組んでおり、その一環として、1997年以来22年ぶりに、百貨店の顔である包装紙のデザインを変更し、伊勢丹のブランド力にさらなる磨きをかけるとしています。
新しい包装紙のデザイン名は“radiance”(ラディアンス)。光が放射状に広がる「無限のひろがり」を表現しているとのこと。作者はフィリップ・ワイズベッカー氏(Philippe Weisbecker)。
なお、伊勢丹では、2013年10月にタータンチェックのショッピングバッグ(紙袋)が、55年ぶりに新しいタータンに変更しています。
いよいよ明日、伊勢丹の紙袋の柄が55年ぶりにリニューアルされます。そして僕もそれに合わせて、スーツをリニューアルする事にしました。只、生地から作るので時間が掛かります。12月22日(日)の祇園花月のイベントに間に合えば、そこで御披露目させて貰おうと思っています。また報告します。
— 多田健二 (COWCOW) (@tadaken0808)2013年10月29日
“radiance”(ラディアンス)のデザインコンセプト
1.デザインに込めた想い
贈り物は贈る人と贈られる人の想いをつなぐもの。白地の紙の上の、赤、黄、緑の3色の線がとぎれることなく広がり、現在も、そして未来までつながります。
2.タータンとのコーディネーション
伊勢丹のショッピングバッグとして親しまれているタータンチェック(マクミラン/イセタン)に使用されている3色(赤・黄・緑)で構成され、この3色が、包装紙とショッピングバッグをつなぎます。タータンのショッピングバッグから取り出した時に、その贈り物がより魅力的に見えるデザインです。
3.「I・S・E・T・A・N」の文字とリボンについて
包装紙に点在した一文字づつを追っていくと、それが「I・S・E・T・A・N」だと気付き、受け取った人にも「伊勢丹」の名前を発見する時間を楽しんでいただけるようにと考えました。リボンも、包装紙にちりばめられた「ISETAN」の文字が印刷されたオリジナルです。
作者はフィリップ・ワイズベッカー氏(Philippe Weisbecker)
1942年生まれ。1966年フランス国立装飾美術学校卒業。パリにアトリエをもつ、フィリップ・ワイズベッカー氏。彼が引く線はとてもシンプルですが、国や性別を超えて、誰もが愛着を感じます。