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大正な雰囲気のスタバが誕生! 「スターバックス コーヒー 門司港駅店」のオープン決定~スタバの歴代のロゴ入りヘッドマークなど鉄道などの歴史も取り入れた空間

[2019/2/25 19:59]

 スターバックス コーヒー ジャパンが25日、JR九州ファーストフーズがライセンス契約に基づいて「スターバックス コーヒー 門司港駅店」(福岡県北九州市門司区西海岸1-5-31)を、2019年3月10日(日)にオープンすると発表しました。営業時間は8時~21時。店舗面積は139.05平方メートル(42.06坪)で、席数は48席(店内32席、テラス16席)。

 「スターバックス コーヒー門司港駅店」は、1914年(大正3年)に創建され、日本で初めて駅として重要文化財に指定された門司港駅の一階(旧三等待合室)に出店。駅舎は約6年間の保存修理工事を経て、大正時代の姿に復原され、店舗のある旧三等待合室も建設当初の内観として、白い漆喰壁に、淡い黄色に塗装された腰壁と天井の当時を思わせる空間に生まれ変わるとのこと。

 この空間にオープンするスターバックスのデザインコンセプトは「Storyteller」。門司港駅の復原された駅舎や鉄道とともに“コーヒーを通じて地域の語り部として歴史や先人たちの情熱を伝えていきたい”という思いを込めたとしています。

 店舗は、門司港駅の趣のある雰囲気と日本の産業革命と近代化を支えた北九州の工業地帯の歴史から、大版の鉄板に錆をまとわせたコルテン鋼をバーカウンターの壁面に使用し、そこに列車のヘッドマークを用いてスターバックス歴代のロゴマークが施されます。

 また、天井の鉄骨や壁面の足元には役目を終えた九州の鉄道レールを再利用し、門司港駅を起点に九州の鉄道が発展、そして鉄道を通じて九州の文化、情報、人、ものを繋いできたことへの敬意を表現したとしています。さらに、コーヒーとともに地域への絆を感じ、この場所が地域のみなさまを繋ぐ、コミュニティの場となることを願い、店内の一部のテーブルや椅子には、福岡県産のセンダン材を使用し、地元の木工所が手掛けたオリジナルの家具を設置。同社で「この特別な空間の中で、歴史ある門司港駅に思い馳せながら味わう特別なコーヒー体験をぜひお楽しみください」とPRしています。

※画像はイメージです。

[古川 敦]