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「柔らかハラミ」からO157を検出　すかいらーく傘下の焼肉「じゅうじゅうカルビ」が食中毒発生原因について発表～行政処分は計4店舗に。2月25日より全店舗営業自粛中

[2019/3/13 10:12]

　すかいらーくホールディングスが12日、傘下のトマトアンドアソシエイツが運営する焼肉「じゅうじゅうカルビ」の一部店舗で発生した食中毒で、発生原因について「柔らかハラミ」の原料由来と考えていると発表しました。


　2019年2月8日(金)から2月12日(火)の前後にかけて「じゅうじゅうカルビ」来店者の一部から、下痢・嘔吐などの症状があったとの連絡が寄せられ、保健所の調査の結果、一部でO157による症状であったことが確認。安全対策の万全を期すため、に「じゅうじゅうカルビ」全店舗で2月25日より営業が自粛されています。

　発生原因については、現在保健所の指導の下に調査中であるものの、保健所の検査により、取引先より納品され店舗で未使用のまま冷凍保存していた「柔らかハラミ」から腸管出血性大腸菌 O157を検出。同時期に複数の店舗で発症が確認されていること、また、喫食した共通の食材が「柔らかハラミ」であることが社内調査により確認されていることなどから、発生原因を「柔らかハラミ」の原料に由来するものと考えているとしています。

　また、12日付けで、新たに八王子インター店も、営業停止及び取扱改善命令の行政処分を受けています。

対象店舗と処分の内容

1.対象店舗 じゅうじゅうカルビ沢良宜駅前店
　　処分の内容 2019年3月4日、1日間の営業停止

2.対象店舗 じゅうじゅうカルビ磯子中原店
　　処分の内容 2019年3月4日から営業の禁止

3.対象店舗 じゅうじゅうカルビ足立中央本町店
　　処分の内容 2019年3月5日～3月7日まで営業停止

4.対象店舗 じゅうじゅうカルビ八王子インター店
　　処分の内容 2019年3月12日～3月14日まで営業停止及び取扱改善命令

[古川 敦]