すかいらーくが全3,201店舗を敷地内禁煙に　店舗外の灰皿も撤去し、従業員も勤務時間中は全面禁煙～喫煙ブースはキッズルーム・ベビールームなどに改装

　すかいらーくホールディングスが20日、すかいらーくグループ全3,201店舗(2019年2月28日現在)で敷地内禁煙を、2019年4月より順次開始し、2019年9月1日に実施すると発表しました。また、従業員の健康増進および受動喫煙防止についても重要視し、勤務時間中は全面禁煙となります。

　すかいらーくでは「すべてはお客様の笑顔のために」を経営の根幹に掲げ、全店舗の敷地内を禁煙とし、子供、女性、高齢者、受動喫煙を望まない利用者の健康に配慮した環境を整えるとしています。また、「これまですかいらーくの店舗をご利用いただいている喫煙者のお客様のご理解を賜りますようお願いする次第」と喫煙者に理解を求めています。

　現在喫煙席を設けている客席部分は、今後禁煙席として利用できるように改装。また、店内に設置している喫煙ブースも改装の上、今後はキッズルーム・ベビールームとして、おむつ交換や授乳などに利用できるスペースとしてリモデルすることを検討しているとのこと。

　また、同社では、従業員が「心身ともに健康で活き活きと働く環境を整えること」が重要であると考え、従業員の禁煙をさらに推進するため、2014年8月から実施している全社禁煙運動、および正社員を対象とした禁煙支援ツールの支給・禁煙のための通院無料化を継続して実施するとともに、さらなるサポートを随時行なっていくとしています。