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NHKが「“受信料を支払わなくてもいい”は法律違反を勧めている」との見解 「誤った認識を広めるような行為や発言に対しては、きちんと対応していく」

[2019/7/31 09:02]

 日本放送協会(NHK)が30日、「受信料と公共放送についてご理解いただくために」という文章を公開しました。

 NHKでは、「このところ、『NHKを見なければ受信契約はしなくていい、受信料は支払わなくてもいい』と発言する人たちがいます。放送法や受信規約では、NHKの放送を受信できる設備をお持ちの方は、受信契約を結び、受信料を支払うことが定められています。受信設備があるにも関わらず、受信契約をしないことは法律を守っていないことになり、『受信料を支払わなくてもいい』と公然と言うことは、法律違反を勧めることになります」として、「受信料を支払わなくてもいい」という動きを牽制。

 「受信料を支払っている人の不公平感を解消していくためにも、受信料制度や受信料の公平負担について、誤った認識を広めるような行為や発言に対しては、きちんと対応していく。NHKは放送法や受信規約にのっとって適切に業務を行なっており、明らかな違法行為などについては、放置することなく、厳しく対処し、受信料の公平負担の徹底に全力で取り組んでいく」としています。

[古川 敦]