世界が驚く制作費の安さの秘密とは!? NHKで佐藤健が虫プロ、宮崎駿監督を訪ね日本アニメの秘密を探る「東京ミラクル『第3集 最強商品 アニメ』」が本日17日(火)放送
NHK総合で、2019年12月17日(火)22時30分から俳優・佐藤健さんが、日本アニメの秘密を探る「東京ミラクル『第3集 最強商品 アニメ』」が放送されます。日本アニメの原点、手塚治虫氏設立の虫プロ、「天気の子」などの美しい背景美術、78才にして創作を続ける宮崎駿監督を訪ねます。語りは門脇麦さん。
【おしらせ】明日12/17(火)22:30からNHK総合で放送される「東京ミラクル」内で、劇場版『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE#ヒーローズライジング』の制作現場が紹介されます。https://t.co/OKTEAIU58l#heroaca_a#ヒロアカ
— 『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE』公式 (@heroaca_movie)December 16, 2019
500の制作会社が密集し、年間2,300時間の作品を生み出すアニメ工場・東京。海外での市場規模は、1兆円を超えています。世界が驚くのは、その制作費の安さ。高品質と安さの両立を可能にしてきたのは、お金よりもやりがいを求めるアニメーターの存在。しかし、外資の参入、働き方改革で、日本のアニメ界は変革を迫られてます。
今回の番組では、日本のアニメがなぜいま世界で人気なのか、その強さの秘密を解き明かしていきます。ストーリーの持つ力、キャラクターの魅力、声優の名演…。番組スタッフが取材していて強く感じたのは、「アニメ制作に携わる人たちが、心からその仕事が好きで従事している」ことだといいます。
「大好きなアニメの制作を仕事にしている」という情熱は、面白い作品を生み出し世界に誇る日本のアニメが生まれるための、大きな力なのだと取材を通して実感し、その一方で、歴史的には、日本のアニメ業界が、その制作者たちのやりがいに頼り、低賃金・長時間労働を許容してきたという背景もあります。その結果として、日本のアニメが世界的には低予算で作られてきた現実もあります。
番組では、過酷な現場で働いてきたアニメーターも取材する中で、番組スタッフは「アニメ制作に携わるひとりひとりの情熱が報われるようになって欲しい」と強く感じたそうです。