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「事前に10万円分以上の宝くじを購入したことは事実」 「10万円でできるかな」が社内調査の結果を発表~「傾向と法則の確認のためで、実際の撮影では使用していない」

[2020/2/13 09:28]

 テレビ朝日系で放送されているバラエティ番組「10万円でできるかな」が、デイリー新潮に放送内容に疑念があると報道されたため、社内調査を行ないその結果を発表しました。

 「スクラッチ宝くじ」企画については、当たりの傾向や法則を少しでも確認し、スクラッチの開け方をどう見せるかなどを検討するために、事前に10万円分以上の宝くじを購入したことがあったことは事実としながら、仮に、当たりの法則を把握しても、削る前に「当たりくじ」を購入することは、スクラッチ宝くじの仕組み上不可能としています。

 また、本番では新たにロケ中に購入したスクラッチ宝くじを使用しており、事前に傾向と法則の確認のために削ったスクラッチ宝くじを実際の撮影で使用することはなかったとしています。

 また、以前深夜帯で企画放送していた「10万円ランド」については、天候不順で農作物が発育しなかったなどの理由により、通常の収穫期のイメージを放送しようと、他から購入したものを撮影に用いていたことがわかったとして、「これは不適切な演出であり、視聴者及び関係者の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪しています。

 「10万円でできるかな」は、Kis-My-Ft2が10万円を使い、体を張ったロケを敢行し、サンドウィッチマンがロケVTRを検証する番組。2017年10月に深夜帯で「10万円宝くじ買ったら元とれるかな?」でスタートし、2019年4月にゴールデン帯に昇格しています。

[古川 敦]