年内挙式予定の花嫁378名に聞いた! 新型コロナウィルスで結婚式は? 「延期」3割、「実施」4割弱、「検討中」3割強~無料で延期を受け付ける式場も
結婚式場検索サービスを提供する「ウェディングニュース」は、新型コロナウィルスの影響による結婚式の延期状況について、調査結果を発表しました。
調査によると、結婚式を「延期した」人が3割、「予定通り実施予定」の人が4割、「まだ迷っている」人が約3割。ゲストの年齢や遠隔地から来る人が多いかどうか、キャンセル料がかかるかどうかなど、条件によって、それぞれ迷いながら決断を下していることがわかりました。
調査は、2020年3月~12月に結婚式を予定していた花嫁さんやそのご両親を対象に、2020年3月7日~2020年3月10日の4日間にわたって実施。378件の回答が寄せられました。
無料で延期を受け付ける式場も
直近の3月に挙式を予定していた人では、調査時点で約51%が延期、46%が実施、3%がまだ迷っているという結果でした。
延期をすると決断するうえで多かったのは、「遠方からくるゲストや高齢者、子連れのゲストが多かったため」
「ゲストの健康を第一に考えた」など、参加者の健康を考えたという理由。
また、高齢者や小さなお子さん、妊婦さんから欠席の連絡がきたと説明する例もありました。
一方で、予定通り実施すると決断するうえで多かった理由としては、「膨大なキャンセル料がかかる」「両親や友人が後押しをしてくれた」などが上げられました。
実施の決断に至った1番の理由は莫大なキャンセル料となっています。
延期であったとしても、結婚式場の契約では、結婚式の日程に近づくにつれてキャンセル料は高くなり、1カ月前となると申し込み金やすでに準備が終わっている招待状などのアイテム料金は100%かかる式場が多いことが背景にあるようです。
なお、通常の自然災害では結婚式場の契約では100%キャンセル料が新郎新婦の負担になることが多いのですが、今回のアンケートから新型コロナに関しては、特別対応で、無料での延期を受け付けている会場が多いことがわかりました。