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日本郵便が当日再配達の申込みを不可に 再配達と集荷予約は前日までの申込みに~ゆうパックや書留などの受け取りは非対面に対応

[2020/4/15 13:52]

 日本郵便が15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、再配達依頼への対応を翌日以降にするほか、集荷の依頼を前日までの予約制に変更すると発表しました。全国を対象に、2020年4月15日(水)から実施されます。

 日本郵便では、「再配達および集荷のご依頼に計画的に対応することで、安定的な郵便・物流サービスの提供を維持していく」としています。

 4月15日(水)以降は、郵便物、ゆうパックなどの再配達の依頼については、再配達を希望する日の前日までに日本郵便の再配達のお申し込み受付サイトや、電話で手続きが必要になります。なお、当日の再配達を希望した場合、希望に沿えない旨が案内されるとのことです。

 また、同日から、緊急事態宣言対象地域において4月8日(水)から先行実施していた、通常対面で配達を行なっているゆうパック、書留郵便物などを、配達の際の希望に応じて郵便受箱への配達や玄関前などに置く取扱いを、全国に拡大されます。

 配達時にインターホンなどで案内され、受取方法の希望を伝えると、希望に応じて郵便受箱・玄関前などの指定した場所に置いてくれます。配達担当者が希望に応じて届けた旨を記録することにより、受領印に代えるとのことです。

 なお、代金引換、料金・運賃または手数料の支払いを要する郵便物など、税付郵便物、本人限定受取、現金書留、配達証明、特別送達は対象外です。

 このお受取方法は、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として限定的に行なうもので、届け場所については、毀損などを防ぐため希望に沿えない場合があるとのこと。また、電話や不在時などの依頼には応じることができないとしています。

[古川 敦]