SHARPマスクの第2回抽選は倍率113倍 応募総数約680万人、当選個数6万箱~一度応募していれば自動的に抽選対象で、前回から約210万人増加
シャープが、三重県多気郡多気町の同社工場でクリーンルームで生産した「不織布マスク(MA-105)」の「シャープECサイト」での個人向け販売の第2回の応募の受付を予定通り5月5日(火)正午に終了しました。応募総数は6,807,310人、当選者数は60,000人(60,000箱)で、倍率は約113倍となっています。
なお、今回、50,000箱の提供が予定されていましたが、多数の応募があったことから、さらに増産を図り、60,000箱に増量。5月6日(水)に厳正なる抽選が実施され、当選者60,000人に、混雑を避けるために数回に分けて当選通知メールを送信し、5月7日(木)までに送信を完了したとのことです。
第1回の応募総数は4,706,385人、当選者数は40,000人(40,000箱)で、倍率は約117倍でした。一回応募すれば、自動的に第2回以降の抽選販売の対象となるシステムで、第1回から第2回で2,100,925人増えています。
マスクご応募2回目の受付は本日正午まで。以降は、木曜からずっと受付、毎週水曜に抽選・木曜に当選連絡というサイクルになります。くわしくは、応募ページがあまりにわかりにくいのでフォロワーさんが作ってくださった画像を。応募はこちらから。https://t.co/XV450iC9Sgpic.twitter.com/XT4PEPzdez
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP)May 5, 2020
「不織布マスク(MA-105)」は、当初2020年4月21日(火)午前10時から先着販売が予定されていましたが、大きな話題となり、自社ショッピングサイトでの個人向け販売は発売当日のアクセスが殺到。販売中止となりました。シャープはアクセス困難となったことを謝罪し、販売方法は抽選に変更されました。
以降は、常時、応募を受け付け(毎週火曜日午後~水曜日はメンテナンスのため応募できません)、抽選は毎週水曜日(抽選対象は前日正午までに応募した人)、当選発表は毎週水~木曜日に順次当選通知メールが送信されます。なお、一度、抽選販売に応募すると、自動的に今後の抽選販売の対象なり、改めて応募する必要はありません。
「不織布マスク(MA-105)」は、三重県多気郡多気町の同社工場でクリーンルームで生産されたマスクで、価格は50枚入りで2,980円(税別・送料別)。一度に一人1箱しか購入でいないため、支払総額は2,980円+消費税298円+送料660円=税込3,938円となり、総額から一枚あたりを計算すると78.76円となります。
ちょっとお高い点もすみません。くわしいことは私も教えてもらえなかったのですが、さまざまな事情や要因を考え、この値段に決めました。私も長らくこの会社で働いているのでわかりますが、決してぼったくるための値段ではないことは、申し添えておきます。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP)April 20, 2020
「不織布マスク(MA-105)」概要
「不織布マスク(MA-105)」は、液晶パネルも製造可能な三重県多気工場のクリーンルームで製造された、立体三重構造のマスクで、花粉よりもさらに小さい生体ウイルスや微粒子からもしっかりガードし、風邪などの際にも他の人への感染を予防するとしています。本体サイズは約95×175mm。
PM2.5や花粉の侵入を防ぐ「99%カットフィルター」を採用し、VFE試験やPFE試験でも99%以上の結果を確認。また、鼻のラインに合わせてぴったりフィットするノーズフィッターで、マスクの隙間を減らし、メガネの曇りを抑えるとしています。なお、「マスクは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません」とのことです。
【フィルター捕集効率試験による性能評価】
・生体ウイルスろ過効率99%:VFE試験
・細菌ろ過効率99%:BFE試験
・花粉99%カット:花粉粒子捕集試験
・微粒子ろ過効率99%:PFE試験