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アイリスオーヤマがファン付きウェアに参入! 「サーキュレーター」の設計技術を活用した「クールウェア」を発売~駆動音を抑えて大量の風を服の中に送り込む

[2020/6/12 10:07]

 アイリスオーヤマが、近年の猛暑に対応するため、ウェアに取り付けた小型ファンにより服の内部に外気を取り入れることができるファン付き「クールウェア」を、2020年6月15日(月)に発売します。初年度累計10万着の出荷を目指すとしています。

 近年、ファン付きウェアは、熱中症対策として、作業現場を中心にスポーツやレジャー、園芸など一般のユーザーにも注目され、市場規模が急拡大。今回、発売される「クールウェア」は、累計販売台数約700万台超の実績を持つ同社の「サーキュレーター」の設計技術を活用した小型の9枚羽根ファン搭載により、1枚当たりの羽根の音を小さくすることができ、駆動音を抑えて大量の風を服の中に送り込めるとしています。風量は4段階の調整ができます。

世界で使われ続ける同社の「サーキュレーター」(左)。その設計技術を小さいファンに採用。ファン起動前と起動後の体温差(右)

 また、服内側のファンの厚みを34㎜のスリム設計で体に触れにくく、違和感なく着用できるほか、ポリエステル100%素材で、ファンが目立ちにくい配色にするなどデザイン性にもこだわり、作業現場のみならず日常の様々なシーンで着用することができるとのことです。ウェアの内側にバッテリー収納ポケット付きです。

 操作ボタンは、シンプルなデザインで必要最低限のボタン配置と天面凹デザインにより誤作動を防止。また、「PRO」には、背中から首周りを効率よく涼しくできる裏メッシュ構造を採用し、首元へ風を誘導する立体的な通気空間により、熱が籠りやすい背中から首に向かって外気が通り抜けるため、夏の屋外作業時にも快適に作業することができるとしています。

 「ベスト」は袖部分に、ストレッチバインダーテープを採用。ストレッチ性のあるストレッチバインダーテープを使用することでファンの風を漏れにくくすることができるとのことです。

[古川 敦]