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黒物家電に新規参入! アイリスオーヤマが「総合家電メーカー」目指して、4K HDR対応液晶テレビ「LUCA」を発売~65型148,000円、43V型が79,800円

[2018/11/6 15:12]

 アイリスオーヤマが5日、2019年の「黒物家電事業」本格参入に向けて、4K HDR対応テレビ4機種、フルハイビジョンテレビ2機種、ハイビジョンテレビ1機種を2018年11月22日より発売すると発表しました。4K HDR対応テレビの参考価格(税抜)は65型148,000円、55型が108,000円、49V型が99,800円、43V型が79,800円。

 アイリスオーヤマ創業60周年を迎えた2018年7月に、大山晃弘氏が新たに新社長に就任し、同社として初めて中期経営計画「2022年グループ売上高1兆円」を目標に掲げ、この計画を達成するために、「黒物家電事業」に新たに参入するとのこと。

 同社では、大手家電メーカー出身の技術者を積極的に採用することで技術を蓄積してきた「大阪R&Dセンター」の家電開発や、品質管理のノウハウを最大限に活用するとしています。また、11月末には、アイリスグループの更なる事業拡大に向けた研究開発拠点として東京都港区に新オフィス「アイリスグループ東京本部」を新設。従来の国内研究開発拠点である宮城県角田市と、大阪市の2つの事業所に加え、LED照明と家電製品の研究開発拠点を東京に新設することで、新商品開発力の強化を通じて、更なる成長に向けたビジネスチャンスの創出と拡大を図るとのこと。

 同社は「総合家電メーカー」を目指し、国内家電市場の変化を的確に捉え、多様な消費者の快適生活の支援を通じて、さらなる家電事業の事業拡大を図るとしています。

 黒物家電本格参入に先行して発売される4K対応テレビ「LUCA(ルカ)シリーズ」は、独自のチューニングにより、見たままの自然な色合いを忠実に再現したという液晶テレビ。4K解像度のパネルを採用して、明るい部分をより明るく、暗い部分をより深い黒で表現できるHDRに対応し、細部まで高精細な画質を実現したとのこと。なお、4Kチューナーは非搭載。

 USB端子を2系統搭載し、別売のUSB HDDを2台接続でき、手軽にテレビ番組の録画が可能です。2チューナー搭載により1番組視聴中に裏番組を録画できます。

[古川 敦]