原作者逮捕で「アクタージュ act-age」が連載終了 明日11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載で終了~作画担当の宇佐崎氏は断腸の思い。編集部がサポート
週刊少年ジャンプ(集英社)の公式サイトで10日、「アクタージュ act-age」の連載を終了すると発表しました。
『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせhttps://t.co/hCsKndrH2rpic.twitter.com/qZeSFhCUGy
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu)August 10, 2020
週刊少年ジャンプ編集部では「アクタージュ act-age」原作者のマツキタツヤ氏が、2020年6月18日20時ごろに、中野区の路上で歩いていた女子中学生の後ろから自転車で近づき、体を触ったとして強制わいせつの疑いで逮捕された事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ氏と話し合いを持ち、その結果、連載をこのまま継続することはできないと判断したとしています。
2020年8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了となるとのことです。
同編集部では、「これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、『週刊少年ジャンプ』の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至った」と連載終了の経緯を説明しています。
また、「編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります」としています。
明日!アクタージュ!12巻!発売!!
— マツキタツヤ (@machi8mura)July 2, 2020
『アクタージュ act-age』連載終了に関するお知らせ(全文)
去る8月8日、『アクタージュ act-age』の原作担当であるマツキタツヤ氏が逮捕されました。
編集部ではこの事態を非常に重く受けとめて、事実確認のうえ、作画担当の宇佐崎しろ先生と話し合いを持ちました。その結果、『アクタージュ act-age』の連載をこのまま継続することはできないと判断いたしました。
8月11日(火)発売の「週刊少年ジャンプ36・37合併号」の掲載をもって、連載終了といたします。
これまで多くの読者の皆様に応援していただいた作品をこのような形で終了することになり、編集部としても非常に残念でなりません。しかしながら、事件の内容と、「週刊少年ジャンプ」の社会的責任の大きさを深刻に受け止め、このような決断に至りました。
ご心配、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
編集部はもとより、宇佐崎先生は断腸の思いをなさっていますが、先生をサポートし、また作品を作っていけるよう励んでまいります。
なお、コミックス等の関連刊行物やイベント等各種企画につきましては、関係各所とも協議のうえ、決まり次第お知らせいたします。
2020年8月10日
週刊少年ジャンプ編集部