JTのタバコ一箱50円値上げ申請が本日19日(水)に認可! 10月に紙巻136、かぎたばこ18、加熱式48など計224銘柄が値上げ~今後のコスト上昇を踏まえ増税分以上に値上げ
日本たばこ産業(JT)が19日、2020年10月1日からのたばこ税増税などに伴い、7月31日に財務大臣に申請した「たばこ」の小売定価改定の認可申請が、申請通りの認可を受けたと発表しました。
今回の認可を受けて、2020年10月1日から、紙巻たばこ136銘柄、葉巻たばこ16銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄、かぎたばこ18銘柄に加え、加熱式たばこ48銘柄の計224銘柄の小売定価が改定されます。
同社では「客様には、大変なご負担をお掛けすることになりますが、今まで以上にご満足いただける品質とサービスの向上に努めてまいります」としています。
・ナチュラル アメリカン スピリット 現行530円 → 改定570円
・セブンスター、ピース(20 本入) 現行510円 → 改定560円
・メビウス、ピアニッシモ 現行490円 → 改定540円
・ウィンストン 現行450円 → 改定500円
・キャメル 現行400円 → 改定450円
・メビウス・プルーム・テック専用 現行490円 → 改定540円
・メビウス・プルーム・テック・プラス専用 現行500円 → 改定550円
・メビウス・プルーム・エス用 現行490円 → 改定540円
・キャメル・プルーム・エス用 現行460円 → 改定500円
・キャメル・シガー 現行360円 → 改定400円
・わかば・シガー 現行360円 → 改定410円
・エコー・シガー 現行350円 → 改定400円
国内たばこ市場は、成年人口の減少や高齢化等の構造的要因、喫煙規制の強化等の影響により、販売数量の減少が継続しており、品質・ブランド価値の維持に要するコストは上昇している中で、同社はこれまでコスト削減に努めているとのことですが、今後も販売数量のさらなる減少が予想され、品質・ブランド価値を維持することは極めて困難な状況にあるとしています。
こうした中、今回のたばこ税増税(1.0円/本)、加熱式たばこ及び軽量な葉巻たばこの課税方式の変更に際し、今後のコスト上昇を踏まえ検討を重ねた結果、各銘柄の品質・ブランド価値を維持し、支持・期待に応えるために、一部銘柄を除き増税分以上の定価改定を行なうことにしたとのことです。