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戦後日本復興の象徴「YS-11」量産初号機が息を吹き返す瞬間を見届ける! 国立科学博物館が組み立ての様子を明日14日(月)からライブ配信～主要な作業は臨場感あるカメラワークで

[2020/9/13 20:22]

　国立科学博物館が、YS-11量産初号機の展示公開を行なうザ・ヒロサワ・シティ(茨城県筑西市)から、YS-11量産初号機の水平尾翼・垂直尾翼・ラダーの取付作業を、YouTube・ニコニコ動画で2020年9月14日(月)9：00～9月18日(金)17：00までの5日間、定点カメラによるライブ配信を行ないます。

　さらに、9月15日(火)13：00～水平尾翼、9月17日(木)12：30～垂直尾翼・ラダーの取付作業は、臨場感あるカメラワークによるライブ配信が実施されます。

　今回の機体は、2020年3月に解体された状態でザ・ヒロサワ・シティへ運び込まれ、7月に主翼やプロペラ、エンジンの取り付けを終えています。今回の取付作業によって、YS-11本来の姿を取り戻すので、大きな組み立ての様子をリアルタイムで見られる機会はこれが最後となります。なお、作業の様子は、ザ・ヒロサワ・シティ内航空ミュージアムの外から窓越しに見学することもできます。

　今回の分解・組み立ては、過去にYS-11の整備などに関わっていた航空会社整備士OBなどの有志によって編成された特別チームが行なっています。その熟練した技術と熱意も見どころのひとつです。なお、航空自衛隊 美保基地から、YS-11の専用の解体器具や機材を借りているとのことです。

ライブ配信スケジュール

【定点カメラ】
2020年9月14日(月)9：00 ～ 9月18日(金)17：00(予定)

9月14日9:00～ 最後の大規模組立 －YS-11量産初号機組立作業－

【特別ライブ配信】
2020年9月15日(火)13：00～ 水平尾翼取付作業
2020年9月17日(木)12：30～ 垂直尾翼・ラダー取付作業

9月15日13：00～ 最後の大規模組立 －YS-11量産初号機組立作業－ 水平尾翼取付作業
9月17日12：30～ 最後の大規模組立 －YS-11量産初号機組立作業－ 垂直尾翼・ラダー取付作業
[古川 敦]