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三浦春馬さん出演ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」が本日15日(火)放送開始 一部台本を書き直して撮影~「誰からも愛された春馬さんの人柄を偲び、謹んで哀悼の意を表します」

[2020/9/15 17:22]

 TBSで、2020年7月18日(土)に亡くなった三浦春馬さんが出演する、火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」が2020年9月15日(火)に開始します。主題歌はMr.Childrenの「turn over?」。

 放送に先立って公式サイトでは、「出演者の三浦春馬さんが7月18日、永眠されました。スタッフ一人ひとりにいつも気さくに話しかけてくれた愛くるしい笑顔、役柄を突き詰める真摯な姿勢、誰からも愛された春馬さんの人柄を偲び、謹んで哀悼の意を表します」と追悼しています。

【新火曜ドラマ】『おカネの切れ目が恋のはじまり』9/15(火)スタート 正反対な二人の“じれキュン”ラブコメディー【TBS】

 プロデュース・東仲恵吾氏は「皆様から、三浦春馬さんが演じたこのドラマを観たいという非常に多くのご要望をいただきました。それにお応えするべく、キャスト・スタッフ一丸となり作り上げた作品をお楽しみいただけるように、誠心誠意努めて完成させていきます。また、松岡茉優さんをはじめとした出演者と共にドラマを完結させるべく、一部台本を書き直して撮影を進めていく予定です。是非とも、最後まで『カネ恋』をよろしくお願いいたします」とコメントしています。

 「カネ恋」は、1円まで清く正しく美しく! モノや恋に一途で、すべて計算通りの「清貧女」・九鬼玲子(松岡茉優さん)と、欲しいものには一直線! お金を使うことになんの迷いもなく、予定は未定な「浪費男」・猿渡慶太(三浦春馬さん)という金銭感覚が両極端な2人が出会い、ひょんなことから玲子の実家に慶太が住み込むことになるという、おカネ修行を通してひと夏の恋物語が繰り広げられる、2020年7月期金曜ドラマ「凪のお暇」の大島里美氏が手掛ける完全オリジナル“じれキュン”ラブコメディ。

主演・松岡茉優さんの制作発表時のコメント

 ドラマでオリジナルストーリーに挑戦させていただくということが久しぶりなので、ドキドキしながら台本を読んでいるのですが、私たちもまだ知らないラストがありますのでわくわくしながら撮影に挑んでおります。『おカネの切れ目が恋のはじまり』という、「おカネと恋」、『カネ恋』っていうラブキュン物語なのですが、私が演じる玲子さんと三浦さんが演じる慶太の成長物語として、ほころんでいる2人がどんどん成長していくところも注目していただきたいポイントです。

 三浦さんと私では、普段も違う性格な気がするので、二人三脚で、この暑い夏、そしてこの状況ですけど乗り切っていきたいなと思っています。私演じる玲子さんはあんまり自分の世界から出たくなくて、静かに生きていきたい人なのですが、三浦さん演じる慶太が現れて、ズカズカと土足で踏み込んで、玲子の大事な世界をぶっ壊していきます。でも、ぶっ壊してもらうことで玲子は様々な喜びや楽しみやうれしさ、わくわくする気持ちを覚えていきます。ぜひ視聴者の方にはご自身と照らし合わせながら、玲子が人としての喜びを得ていく様子を見守っていただきつつ、おカネの使い方に関しても役立つプチ情報が入ってますので、おカネの部分と恋の部分とそして2人の成長物語を楽しんでいただけたらうれしいです。
癒される火曜日になってほしいと思います。

三浦春馬さんの制作発表時のコメント

 このドラマは、松岡さん演じる玲子が、それぞれの登場人物が抱えるほころびを気持ちいいくらいに繕っていくプロセスがとっても愛らしく、心地いい解決策を毎話ごとに生み出していくので、僕自身も台本を読み進めるのがとても楽しみでした。

 僕が演じさせていただく役どころは、玲子の働く会社の御曹司なのですが、彼のキャラクターはとても気持ちの良い青年で、すごくポジティブです。ただおカネの捉え方に関しては少し突き抜けているので、登場人物のセンシティブな金銭感覚や問題に関して土足で軽快に乗り込んで、前を向かせようとする部分があり、ポジティブにかつ嫌味なく演じるのがすごく難しいなと感じています。
松岡さんとも現場で話し合いをしながらアイデアを出し合って、よりよい「猿くんと玲子さん」のコンビネーションみたいなものを築き上げていきたいと思うので、皆さん楽しみに待っていていただけたらと思います。

脚本家・大島里美さんの制作発表時のコメント

 お金にまつわる“ちょっと困ったほころび”をもつキャラクターたちのラブコメディです。

 ほころびを抱えた人々が、お金とままならぬ現実に振り回されながら、健気に奮闘する可愛らしいドラマになっていると思います。

 舞台がおもちゃ会社なのでいろんなお楽しみもあります。様々なつっこみどころを笑っていただけましたら幸いです。

[古川 敦]