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この1冊で、おっぱいの疑問が全て解決! おっぱいの数がいちばん多い動物や、パンダのおっぱいの数って知ってる? 学研が「どうぶつのおっぱいずかん」を本日4日(水)発売

[2020/11/4 22:18]

 学研ホールディングスのグループ会社、学研プラスが、“おっぱいはお母さんの愛! すべてのお母さん、すべての哺乳類に捧げる”絵本図鑑「学研の図鑑LIVEどうぶつブック すごいな、お母さん! どうぶつのおっぱいずかん」を2020年11月4日(水)に発売します。B5変型判、76ページで、価格は1,400円(税別)。

「数や形、位置」に注目!

 たとえば動物園の人気者、ゾウとキリンを比べてみましょう。ゾウのおっぱいは2つですが、キリンのおっぱいは4つ。ゾウが前あしのつけねにあるのに対して、キリンは後ろあしの間にあります。

 動物の体型やくらし、環境などに応じた、お母さんが飲ませやすく、赤ちゃんが飲みやすいしくみになっていると考えられます。ゾウのおっぱいが、人間と似ているのは意外!

「のませ方」に注目!

 人間のように、赤ちゃんを抱いておっぱいを飲ませる動物は少ないのですが、この本ではゴリラとパンダが紹介されています。人間と近いゴリラはともかく、パンダが授乳する姿にはほほえましく、驚かされます。

「成分」にも注目!

 母乳研究の第一人者、帯広畜産大学の浦島匡氏の協力で、それぞれの動物のおっぱいの成分をできうる限り紹介。人間のおっぱいと比較できるように、円グラフにして並べて掲載されています。動物によって、成分が異なることがよくわかります。

おっぱい、いっぱいチャンピオンは?

 おっぱいの数がいちばん多いのは、アフリカにすむテンレックという動物で、なんと24! その分、赤ちゃんの数が多いので、授乳するのも大変です。

タイトルの中にもうひとつのおっぱい!

 当初のタイトルは「どうぶつのおっぱいずかん」のみでしたが、制作が進むなかで、イラストで描かれた子育てをがんばる動物のお母さんの姿に、愛着がどんどん増していき、「お母さん」という言葉もタイトルに入れたくなったそうです。

 「母」という漢字は、子どもに授乳している姿を描いた象形文字という説があり、しかも真ん中の2つの点は「おっぱい」を表しているそうです。ますます「お母さん」という言葉を入れなくてはとの思いから、最終的に現在のタイトルになったとのことです。

[古川 敦]