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荒木飛呂彦×露伴ファンの高橋一生! 「岸辺露伴は動かない」がNHK総合とBS4Kで本日28日(月)から4夜連続放送~飯豊まりえ、中村倫也、森山未來、柴崎楓雅、瀧内公美

[2020/12/28 17:12]

 NHK総合とBS4Kで、2020年12月28日(月)~30日(水)の22:00~22:49の3夜連続で、「岸辺露伴は動かない」が放送されます。

 「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした荒木飛呂彦氏の同名傑作漫画を映像化。高橋一生さん演じる漫画家の岸辺露伴が、遭遇する奇妙な事件に、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を使って挑む姿が描かれます。

 コミックス100巻以上、累計発行部数は1億部を超える、荒木飛呂彦原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズ。「スタンド」と呼ばれる能力を持った登場人物たちが繰り広げるバトルアクション、そしてホラーやサスペンスの要素がつまった独特の世界観に基づく物語は、老若男女問わず、日本のみならず世界的にも幅広い支持を得ており、日本の漫画文化を代表する作品の1つです。

 その大ヒットシリーズから派生したのが、このドラマの原作となる「岸辺露伴は動かない」シリーズ。ちょっと風変わりで、リアリティを何よりも重んじる漫画家の岸辺露伴が、取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々をホラー風に描く作品。

 そして、主人公・岸辺露伴を演じるのは、自らも露伴のファンだという俳優の高橋一生さん。相棒となる女性編集者・泉京香(飯豊まりえさん)とともに、露伴が人知を超えた事件や事象に挑む姿を描きます。

各話のあらすじ

【第1話「富豪村」】
 周囲から隔絶された山奥に豪邸が11軒ある「富豪村」。所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、いずれも20代でこの村の土地を所有してから成功しているという。ただし、条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。ことの真偽を確かめるべく、露伴は、新人の担当編集・泉京香と共に富豪村に赴く。

 そこで課されたのは奇妙な試験だった。それは「マナー」。マナーに寛容はない。「正しい」か「正しくない」か。一つマナーを守れば成功に近づくが、一つ破れば大切なものを一つ失っていく…。

【第2話「くしゃがら」】
 露伴は同僚の漫画家・志士十五から奇妙な相談を受ける。担当編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。「好奇心」の魔物にむしばまれ、十五は心身に異常をきたす。

 露伴が彼を「本」にするとそこには袋とじページが。袋とじの中に何かが蠢(うごめ)いていて…。

【第3話「D.N.A」】
 京香から彼女が付き合っている写真家の平井太郎の記憶喪失を、“催眠術”で探って欲しいと頼まれた露伴。太郎は、著名な写真家だったが、6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、完全な社会復帰に至っていなかった。露伴が京香に太郎を紹介され話しているところに、バギーに女の子を乗せた片平真依が通りかかる。

 すれ違い様バギーの奥から娘・真央の手が伸び太郎の裾を掴み、太郎を転倒させてしまう。その瞬間、露伴はシェードの奥から見つめる真央の目に異変を感じていた。

キャスト

岸辺露伴(高橋一生さん)
 相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ漫画家。

泉京香(飯豊まりえさん)
 大手出版社“集明社”に勤務する、露伴の担当編集。

一究(柴崎楓雅さん) ※第1話に登場
 富豪村の案内役。露伴たちにマナーの試験を課す。

志士十五(森山未來さん) ※第2話に登場
 露伴と同じ出版社で連載を抱える漫画家。「くしゃがら」に取り憑かれている。

片平真依(瀧内公美さん) ※第3話に登場
 インテリアコーディネーター。6年前に交通事故で夫を亡くし、娘の真央と二人で暮らしている。

平井太郎(中村倫也さん)
 京香が付き合っている写真家。事故によって記憶を失っている。

(c)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
(c)NHK・PICS

[古川 敦]