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ナイキが手を使わずに着脱できるシューズを開発! 「ナイキ ゴー フライイーズ」が本日15日(月)に招待制で発売~双安定性ヒンジとミッドソールのテンショナーで簡単に脱いだり履いたり可能

[2021/2/15 23:53]

 NIKE(ナイキ)が、簡単に脱いだり履いたりすることが可能なシューズ「ナイキ ゴー フライイーズ」を発売します。価格は13,000円(税別)。2021年2月15日(月)に一部のナイキ メンバーに招待制で発売を開始し、2021年後半に一般販売予定となっています。

 「ナイキ ゴー フライイーズ」は、 特許出願中の双安定性ヒンジとミッドソールのテンショナー(張力調整装置)によって、手を使わずに着脱することができるシューズ。ハンズフリーで使えるシューズの創作という大きな目標のために、デザイン、イノベーションとエンジニアリングの力が結集した成果とのこと。

 スムーズな動作を可能にするのが、開口部を大きく開いた時も閉めた時にもシューズを安定した状態に保つことができる、双安定性ヒンジと、もう一つの特徴的な「ディテールであるナイキ ゴー フライイーズ テンショナー」(張力調整装置)。足だけでシューズを脱ぐという動作がさらに楽に、これまでとは全く異なる形でできるようになり、多くの人が使いやすさや自分の力でできることを感じられるデザインとしています。

 ナイキ ゴー フライイーズのような精巧で気軽に使えるソリューションは、ナイキ フライイーズ テクノロジー全般の開発における「改良とは一時的な通過点(BETTER IS TEMPORARY)」という意識づけを象徴するような存在になっており、最初の展開以来、ナイキ フライイーズ技術はバスケットボール、ランニング、スポーツウェアなど様々なフットウェアモデルに採用されています。

 ナイキ ゴー フライイーズについては、車いすフェンシングチャンピオンのべべ・ヴィオ選手や、通学路を急ぐ学生、子供や荷物で両手を塞がれた母親まで、様々な利用者のできるだけ幅広く活動的なライフスタイルに対応するということを目標としているとのことです。

 ヴィオ選手は「いつもはシューズを履くのにとても時間がかかります。ナイキ ゴー フライイーズがあれば、足を入れて、その上に体重をかけるだけで大丈夫。これは障がいのあるアスリートに限らず、あらゆる人のリアルな生活にも活用できる新しいテクノロジーです」と語っています。

[古川 敦]