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生産終了から約8カ月。ついにあのカップ麺が帰ってきた! ドーミーインの「夜鳴きそば」をカップ麺化した「旨(うまっ)れ変わった『ご麺なさい』」が発売~さらに夜鳴きそばの味に近づき、かやくにあおさを追加

[2022/6/4 23:18]

 全国(国内)88カ所にビジネスホテル「ドーミーイン」を展開する共立メンテナンスが、ドーミーインオリジナルカップ麺「ご麺なさい」をリニューアルした「旨(うまっ)れ変わった “ご麺なさい”」、ドーミーインが運営するファンコミュニティサイト「DOMINISTYLE」内の通販サイト「DOMINISTORE」と、ドーミーインチェーン各施設のフロントで2022年6月1日(水)から販売しています。 1個あたり72g(めん60g)、12個入り1箱で、価格は1,800円(税込)。

 「ご麺なさい」は、ドーミーイン・共立リゾート宿泊者に提供されているハーフサイズの醤油ラーメン「夜鳴きそば」をもとに、カップラーメンとして商品化したもの。ドーミーインでは、夜鳴きそばの提供時間21:30~23:00の時間に間に合わなかった人に、25:00までフロントで「ご麺なさい」が提供されています。

夜鳴きそば

 しかし、工場生産ラインの事情により、2021年9月28日賞味期限のものを最後に「生産終了」。「ご麺なさい」の提供は、2021年9月18日(土)を持って終了していました。そこから、約8カ月。いま、カップ麺の製造現場はどんどん再編が進み、何十万、何百万という大量ロットでなければ、生産することができない状況で、初代「ご麺なさい」も、その渦中で涙を飲んだとのこと。そんな中、さらに「ホントにごめんなさい…」っていうくらいのロットを希望し、協力してくれた救世主が、大正5年、愛知県豊橋市で創業した山本製粉だったとのことです。

 今回のリニューアルで、「懐かしい」と感じるようなやさしい醤油味に仕上げの以前の「ご麺なさい」よりも、さらに夜鳴きそばの味に近づけたとしています。ふと思い出して食べたくなるあっさりとした味わいで、老若男女問わず、ランチ、おやつ、夜食、非常時、どんなシーンでもおいしく味わえるとのこと。モチっとしてほどよく噛み応えがありながらも、ツルツルっと食べやすい麺で、小腹が満たされる一杯としています。

 リニューアル前に入っていたキャベツ、メンマ、ねぎに加え、今回新しく「あおさ」がかやくに加わり、ドーミーインの夜鳴きそば同様、ふわっと広がる磯の香りが良いアクセントになっています。好みでコショウを振りかけて味にアクセントを加えたり、サッと炒めたお野菜をのせてボリュームアップなど、アレンジも楽しめます。

 パッケージも、子供も手に取りやすく、疲れた時にクスッと笑えるようなものにしたいという思いから、ドーミーインの公式キャラクター「ドーミーいんこ」のコミカルなデザインになっています。同社では「“旨い”ご麺なさいと、キュートなドーミーいんこでお腹と心を満たしてください」としています。

 原材料は油揚げめん[小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩]、スープ入りかやく(食塩、キャベツ、糖類、チキンパウダー、粉末しょうゆ、ねぎ、かつお混合エキスパウダー、香辛料)、後入れかやく(メンマ、あおさ)/加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル色素、ビタミンB2)、香料、炭酸カルシウム、かんすい、甘味料(ソルビトール)、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・鶏肉・さば・大豆を含む)。

共立メンテナンス

 1979年に設立し、企業の給食受託業務から事業を開始。その後、学生寮、社員寮を運営する「寮事業」を、さらに、ビジネスホテル・リゾートホテルを運営する「ホテル事業」へと、事業領域の拡大を図りながら成長を遂げています。また、高齢者向け住宅を提供する「シニアライフ事業」、自治体と連携して公共サービスを支援する「PKP(Public Kyoritsu Partnership)事業」を展開し、多様に変化する社会情勢を見据えながら、幅広いフィールドで住環境やサービスを提供することで、長期的な成長に向けて取り組んでいます。

[古川 敦]