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JR東海が東海道新幹線の喫煙ルームを来春ですべて廃止 健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえ~廃止後は非常用飲料水を配備

[2023/10/17 17:17]

 東海旅客鉄道(JR東海)が17日、東海道新幹線の車内の喫煙ルームを2024年春をもってすべて廃止すると発表しました。

 東海道新幹線では、2007年7月のN700系デビュー以来、新幹線車内に喫煙ルームを設置していますが、近年の健康増進志向の高まりや喫煙率の低下を踏まえ、2024年春をもって車内の喫煙ルームをすべて廃止するとのことです。なお、喫煙ルーム廃止後は、災害等への対応力強化を目的として、非常用飲料水を配備するとしています。

・廃止される車内喫煙ルーム
  新幹線車内のすべて(3号車、10号車、15号車)の喫煙ルーム

・非常用飲料水の搭載
  2024年春以降順次、車内に非常用の飲料水を配備し、万が一、駅以外の場所で長時間停車せざるを得ない状況になった場合などでも、より迅速に配れるようにすることで、災害などへの対応力を強化。

[古川 敦]