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JR東海が新幹線「のぞみ号」「ひかり号」の車内ワゴン販売を終了 ホーム上などの自動販売機拡充など駅での飲食の提供を強化~パーサーの制服を約20年ぶりにリニューアル

[2023/8/8 19:26]

 東海旅客鉄道(JR東海)が8日、「のぞみ号」「ひかり号」の全号車で実施している車内ワゴン販売を終了し、新しい形態のサービスを導入すると発表しました。同社では、駅周辺店舗の品揃えの充実、飲食の車内への持ち込みの増加、静粛な車内環境を求める意見、また将来にわたる労働力不足への対応などをふまえたとしています。

 なお、グリーン車や11号車多目的室では、困りごとや尋ねごとに、より応えられる接遇を中心として、モバイル端末の普及などに伴う新しい取り組みを開始するとのことです。また、普通車の車内販売は取りやめとなりますが、ホーム上などの自動販売機を拡充するなど、駅における飲食の提供を強化し、「新しい車内サービスにより、さらに快適な車内空間の提供を目指してまいります」としています。

グリーン車利用のサービス内容

東海道新幹線サポートコールサービス

 尋ねごとや困りごとが発生した際に、これまでの巡回中の乗務員への声掛けに加えて、グリーン車の各座席に設置されたQRコードで、自身のモバイル端末から乗務員を呼び出せるようになります。

東海道新幹線サポートコール サービス画面イメージ
【東海道新幹線サポートコールサービス】尋ねごとや困りごとに対して、乗務員を呼び出せます

東海道新幹線モバイルオーダーサービス

 グリーン車の各座席に設置されたQRコードで、自身のモバイル端末から食事や飲み物を注文することで、パーサーが席まで届けます(こだま号除く)。

東海道新幹線モバイルオーダー サービス画面イメージ
【東海道新幹線モバイルオーダーサービス】食事や飲み物などを注文すると、パーサーが席まで届けてくれます

グリーン車、普通車利用者のサービス内容

東海道新幹線多目的室案内サービス

 授乳等に利用できるスペース(11号車「多目的室」)の扉に貼付したQRコードにより、自身のモバイル端末から乗務員を呼び出すことで、タイムリーに利用できるようになります。

【東海道新幹線多目的室案内サービス】授乳などに利用できるスペースをタイムリーに利用できます

実施時期:2023年11月1日(水)~
 ※東海道新幹線の車内ワゴン販売は10月31日(火)をもって終了。

東海道新幹線におけるのぞみ停車駅のホーム上などの自動販売機の拡充

 車内ワゴン販売でニーズの高いドリップコーヒーやアイスクリームなど、自動販売機のラインナップを増やし、ホーム上などに順次拡充することで、乗車前に購入しやすくなります。

※11月1日(水)までに東海道新幹線におけるのぞみ停車駅のホームなどに設置され、その他の駅についても拡大することを検討。
※自動販売機の具体的な設置箇所は追ってホームページに案内図を掲載。

パーサーの制服のリニューアル

 約20年ぶりに、パーサーの制服を大幅リニューアル。パーサーが新幹線の車内外で案内や手伝いがしやすいよう、機能性と品質に優れているという新制服が導入されます。新たにパンツスタイルが導入されるほか、一部アイテムやカラーについてパーサーが各自で選択できるようになります。

 ネイビー、シャンパンゴールドを基調とした落ち着いた配色で、より上品なデザインに。新たにパンツスタイルを採用し、制帽を取りやめ機能性を向上。各自でアイテムやカラーを組み合わせることができ、多様なスタイルを実現しているとのこと、

(女性)ジャケット+シャンパンゴールド(長袖)/(男性)ジャケット+白ブラウス(長袖)
(女性)ネイビーカットソー(半袖)+スカート/(男性)ネイビーブラウス(半袖)
(女性)白ブラウス(長袖)+ベスト+パンツ/(男性)白ブラウス(長袖)+ベスト

※パーサーの制服リニューアルは10月1日(日)を予定。

※画像はイメージです。

[古川 敦]