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「ちびまる子ちゃん」まる子役声優が菊池こころさんに決定! 21日(日)の放送から登場~「スタッフ一同、この方しかいないと自信を持っています」

[2024/4/12 10:27]

 日本アニメーションがアニメーションの制作・ライセンス管理を行なう「ちびまる子ちゃん」の公式サイトが12日、「ちびまる子ちゃん」のまる子役声優が菊池こころさんに決定したと発表しました。4月21日(日)の放送から、菊池さんの務めるまる子が登場します。

 複数回にわたるオーディションを経て抜てきされ、菊池さんはこれまで、「BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS」(テレビ東京系)のうちはサラダ役や、「ワンピース」(フジテレビ系)のトコ役など、多くのキャラクターを務め上げており実績は十分。2018年8月12日(日)に放送された「まる子、幽霊を助ける」の巻では“お花ちゃん”という役で「ちびまる子ちゃん」にも出演したこともあります。

 「前任・TARAKOさんが育んできた“まる子像”を引き継ぎながら、これからも視聴者のみなさんにまる子の楽しい日常をお届けしていく彼女を是非“ちびまる子ちゃんファミリー”として愛していただきたく思います」としています。

 さらに「ちびまる子ちゃん」ではアニメ35周年を記念し、4月21日(日)の放送から6月9日(日)にかけて「季節まるごと!さくらももこ 春夏秋冬の原作まつり」が開催されます。

菊池こころさんのコメント

Q.今回まる子役に決定した際の気持ちは?
 マネージャーから電話で「決まったよ」と言われ、「え」と発したあとは何を話したのかほとんど覚えていないくらい驚きました。

 うれしい......緊張、安堵(あんど)、不安、何だかよく分からない複雑な感情で頭がいっぱいになりました。

Q.アニメ「ちびまる子ちゃん」にはどんなイメージを持っていますか?
 日曜の夕方18時にテレビをつけるといつものキャラクターたちがそこにいてくれてホッとします。小学3年生の何てことのない日常のお話なのに毎回面白くて、老若男女に親しまれているすごい作品だなと思います。それも30年以上...。

 合間に入るナレーションも顔のタテ線も今ではおなじみですが改めて思うととても斬新ですよね。

 それと、まるちゃんの服が“顔Tシャツ”に変わると夏の訪れを感じます。

Q.今後の意気込みは?
 放送開始から毎週観ている大好きな「ちびまる子ちゃん」。今から6年前に一度だけ“まる子”の現場に呼んでいただいた事がありました。キャスト・スタッフの皆さんが明るく楽しく収録に臨んでいて、その明るさの中心にはTARAKOさんがいました。ごあいさつに伺ったら笑顔で対応してくださり、共演者のアドリブには笑ってつっこみを入れて、アフレコ中ずっと楽しそうにニコニコされていました。

 その日から「ちびまる子ちゃん」がもっともっと大好きになりました。

 TARAKOさんが大事に演じ続けてきた“まる子”。正直怖い気持ちもありますが、「ちびまる子ちゃん」が大好きだというこの気持ちを大切にして一所懸命努めます。

 しばらくは耳慣れないと思いますが、どうか長い目で見守っていただけたらとても心強いです。よろしくお願いいたします。

「ちびまる子ちゃん」制作スタッフ一同のコメント

 のんきでぐうたら、でも友だち思いで、家族が大好きなまる子。そんな表現豊かで、天真らんまんな姿を演じていただける方にお願いしたいと、時間の許す限りオーディションを行ない、菊池こころさんに巡り会うことができました。

 スタッフ一同、まる子役にぴったりの方で、この方しかいないと自信を持っています。30年以上にわたり、まる子役を務めたTARAKOさんが育んでくださった“まる子”の姿を大切にしながら、菊池さんとともに、これからも楽しく愉快な「ちびまる子ちゃん」をお届けしていきます。

 また、まる子役の後任を務めることは、ご本人にしかわからない、計り知れない重圧もあると思います。どうか温かい目でお迎えいただき、皆さんの家族の一員として、ぜひ応援をお願いいたします。これからも、毎週日曜日の「ちびまる子ちゃん」をよろしくお願いいたします。

[古川 敦]