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【今月の素組み】「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の後半でニャアンが駆る「HG 1/144 GFreD」を組む! 可動も良好、遠隔誘導兵器「エスビット:ルナ・アルテミス」で遊ぶ時の幸福度もうなぎのぼり!

[2025/9/23 17:14]

 2025年9月の「素組みプラモレポ」では、ガンダムシリーズの最新映像作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」で、主役機の「GQuuuuuuX」とあわせて活躍した「GFreD」をプラモデル化した「HG 1/144 GFreD」を素組みします。

「HG 1/144 GFreD」は、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に登場する「GFreD」をガンプラ化した一品

 2025年8月2日発売の「HG 1/144 GFreD」は、税込2,530円の1/144スケールのプラモデル。説明書内にも記述があるように、「GQuuuuuuX」の2号機として開発された設定があります。

 早速、箱を開けてみると中にはランナー7枚、シール、マーキングシール、説明書が入っています。

ランナー数は「HG 1/144 GQuuuuuuX」と同じく7枚

 最初にアイセンサー部分にシールを貼り付けて頭部を製作します。

頭部非展開状態(カッパ・サイコミュ非起動状態)はFランナー1、2、3、4、7、8、13、15、22、23、24、27、40、シール1、2を使用。頭部展開状態(カッパ・サイコミュ起動状態)はFランナー1、2、5、6、9、10、14、15、16、25、26、27、39、40、シール3、4を使用

 続いて、胴体、バックパック、腕部、腰部、脚部、武装、コアブースター用パーツの順に組んでいきます。

胴体はAランナー8、9、23、24、27、28、30、34、35、Bランナー11、12、13、14、15、Cランナー11、Dランナー16、17、18、Eランナー1(2個)、22、23、Fランナー36、37を使用
バックパックはAランナー12、13、14(2個)、16、29(2個)、Bランナー7(2個)、8(2個)、Cランナー1、2、3、4、Fランナー33(2個)、34、35を使用
右腕はAランナー20、21、Bランナー1、2、4、5、Cランナー12、Dランナー1、2、10、12、14、15、20、Eランナー2、3、4、5(2個)、Fランナー11、12、20、28、38を使用。左腕はAランナー19、22、Bランナー1、2、3、5、Cランナー12、Dランナー1、2、9、11、13、15、20、Eランナー2、3、4、5(2個)、Fランナー11、12、20、28、38を使用
腰部はAランナー25、26、32、33、36、Bランナー16、Dランナー19、Fランナー18、21を使用
右脚はAランナー15、17、37、40、Bランナー17、18、19、21、22、23、24、26、27、28、Cランナー5、6、20、Dランナー21、23、Eランナー19、20、24、Fランナー29、31を使用。左脚はAランナー15、18、38、39、Bランナー17、18、20、21、22、23、25、26、27、28、Cランナー7、8、21、Dランナー22、24、Eランナー19、21、24、Fランナー30、32を使用
ビームライフルはAランナー6、7、11、Bランナー9、10、シール14を使用。ビームサーベルはAランナー10(2個)、Gランナー1(2個)を使用。シールドはAランナー31、Bランナー6、Cランナー13、14を使用
コアブースター用パーツはBランナー29、30、Cランナー9、10を使用

 その後は脚部から腰部、胴体+バックパック、腕部、頭部を組み合わせて作業開始から2時間ほどで「HG 1/144 GFreD」が完成。

組み上げる際には細かいパーツの紛失に注意!

 非武装状態の正面シルエットは「HG 1/144 GQuuuuuuX」とそっくりながらも、カラーリングが「新世紀エヴァンゲリオン」の「エヴァンゲリオン初号機」に類似!? さらに、肩アーマーを少々尖らせた上に、背部のコアブースター部分を大型化させたことで見た目の凄みがUP!

作りはほぼ「HG 1/144 GQuuuuuuX」と同一ですが、肩アーマーとコアブースターが大きめサイズなものに置き換わっています

 「HG 1/144 GFreD」の腕、肩、脚などの可動範囲は「HG 1/144 GQuuuuuuX」同様に、二重関節を採用したモデルに匹敵するほど各部の動きが滑らかです。

腕、肩、股関節、脚を動かしても引っかかる部分なし!

 頭部のアイセンサーはこれまでのガンダムフェイスに見られないデザインであるほか、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」第10話の人為的に空間転移現象「ゼクノヴァ」を引き起こすデバイス「イオマグヌッソ」を起動させるシステムとして「カッパ・サイコミュ」が組み込まれており、頭部を差し替えることで「カッパ・サイコミュ」発動状態を再現可能です。

 また、「カッパ・サイコミュ」発動状態の禍々しさを活かすために平手パーツや、別売りの「アクションベース8 [クリアカラー]」(税込770円)を用いてポージングすると、オマージュ元と思われる「エヴァンゲリオン初号機」らしさも高まります。

「カッパ・サイコミュ」発動状態の頭部に変更すると、全身の色味もあいまって「エヴァンゲリオン初号機」感マシマシに!

 「HG 1/144 GFreD」のフォルム確認を済ませ、次は戦闘用MSらしく武器を持たせてみます。まずは右手にビームライフル、左手首にシールドを固定してみると、ライフルは手の甲のパーツを外す必要があるものの固定はカッチリ。シールドは接続用のパーツと、手首の溝がバッチリハマって脱着も楽チンです!

「GFreD」はビームライフルの射撃シーンが存在することもあり、明確な射撃体勢を取らなかった「GQuuuuuuX」よりも様になっています

 腰部に仕込んであるビームサーベルはビームライフルと同じように手の甲のパーツを分離させる必要がありますが、手間の分だけフィット感も上々! ビームサーベルの刃も本体色に寄せていることもあって、「HG 1/144 GQuuuuuuX」との差別化も出来ているのではと感じます。

ビームサーベルは柄、刃ともどもケバケバしい色にしたことで、もの凄く悪役感が漂ってきます!

 なお、「HG 1/144 GFreD」にはビームサーベル二刀持ちをさせた際に余るビームライフルをスタンド穴を活かして固定可能なパーツ(Fランナー17)が付属しているのがうれしいところ!

かゆいところに手が届くビームライフル固定パーツは「HG 1/144 GQuuuuuuX」にも欲しいのが本音!

 言わずもがな、「HG 1/144 GFreD」も脚部の可動域が広いため、キックポーズもかっこよく決まります!

「HG 1/144 GFreD」もアクションフィギュア感覚でディスプレイ可能!

 「HG 1/144 GFreD」ならではの装備としては、頭部に無線誘導兵器「エスビット:ルナ・アルテミス」があり、「アクションベース6 [クリアカラー]」(税込660円)、Fランナー19(2個)、頭部から外したFランナー23、Fランナー24を使用することで「エスビット:ルナ・アルテミス」と、各種武装を絡めたオールレンジ攻撃の演出が可能です。

「エスビット:ルナ・アルテミス」は「HG 1/144 赤いガンダム」のビットよりも小さく、作中では驚異的な速さで無線誘導兵器に関する技術革新があったことが読み取れます

 最後に「HG 1/144 GFreD」のバックパックを外し、コアブースター再現パーツを活用してバックパックをコアブースターとして飾ることが出来るなど、「HG 1/144 GFreD」のプレイバリューの高さに終始感激した製作体験となりました。

「HG 1/144 GFreD」のバックパックに所定のパーツをプラスすることでコアブースターとしてディスプレイもOK!

 そんな「HG 1/144 GFreD」が気になる方は、最寄りのガンプラ販売店や各種ネット通販で購入してみては?

[池延大栄(大帝オレ)]