【2025年秋ドラマ】沢口靖子が35年ぶりフジ連ドラ主演! “真犯人の正体が見えない”情報犯罪に挑む!「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」が本日6日(月)スタート
2025年秋ドラマとして、2025年10月6日(月)21時からは「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」がスタートします。なお、「TVer」で無料見逃し配信されます。
【月曜】 2025年10月6日
21:00~ 「絶対零度~情報犯罪緊急捜査~」/フジテレビ/TVer
脚本:鈴木洋介、市東さやか、阿部凌大/出演:沢口靖子、安田顕、横山裕、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、白本彩奈、板谷由夏
沢口靖子さんが35年ぶりフジ連ドラ主演! 新布陣で描く「絶対零度」は、“真犯人の正体が見えない”情報犯罪に挑む!
「絶対零度」はシーズン1(2010年)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(2011年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(さくらぎ・いずみ/上戸彩さん)の活躍を描き、シーズン3(2018年)・シーズン4(2020年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(いざわ・のりと/沢村一樹さん)を主人公に、“未来の犯罪を予測して捜査する”「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の物語を描きました。
シリーズ誕生から15年。時代の変化とともに犯罪の手口も巧妙化し、シーズン5にあたる本作では、そんな新たな犯罪に挑む姿を、新キャストによって描かれます。新シリーズの舞台は「情報犯罪特命対策室」(通称:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かいます。
主演の沢口さんがフジテレビの連続ドラマに出演および主演を務めるのは、「お江戸捕物日記 照姫七変化」(1990年)以来、実に35年ぶり。さらに、芸歴41年で初のフジテレビ月9ドラマ枠出演となります。沢口さんは今作のために髪をバッサリとカットしてショートヘアに。
沢口さんと言えば、「科捜研の女」シリーズ(1999年~/テレビ朝日系)で主人公の法医研究員・榊マリコ(さかき・まりこ)を演じ、昨年に放送25周年を迎えました。「科捜研の女」は、現行の日本の連続ドラマで最も長く続いている作品であり、最多シリーズ記録を更新中。その主演を長年にわたって務めている沢口さんは、まさに日本を代表する俳優です。そんな沢口さんは、「検事・霞夕子」シリーズ(2011年~2014年)をはじめ、かつての“フジテレビ2時間ドラマの顔”としても親しまれていました。
沢口さんが今作で演じる二宮奈美は、「情報犯罪特命対策室」(DICT)で捜査にあたる刑事。警察官になって以来、長年にわたり所轄で勤務。40歳で刑事研修を受けた後、生活安全課に配属され、地域の少年犯罪などを担当してきました。二宮の捜査スタイルは、生活安全課での経験を生かした地域密着型。事件現場周辺の人々への聞き込み調査に余念がありません。
一方で街に溶け込むその様子が地域住民と井戸端会議をしているようにも見え、本当に捜査の役に立っているのか疑念を抱く者も。それもそのはず、この「DICT」は総理と内閣官房副長官直轄の組織で、警視庁内の各課より集まったえりすぐりのスペシャリストが集まる組織。その中で最年長の二宮は、明るく元気な性格で、チームのエンジン。記憶力に優れ、人間観察やなにげない会話から情報を拾うのはうまいが、生活安全課にいた二宮の経歴に目を引くような点はありません。誰よりも“人と向き合う”ことを信条とし、目の前の困っている人を助けてきた二宮は、「情報犯罪」という“顔の見えない敵”に、いかに立ち向かうのか?
「DICT」が向き合うのは、高度に発達した情報技術に基づいた「情報犯罪」。特殊詐欺犯罪に代表される「匿名・流動型犯罪(トクリュウ)」は、実行役と指示役が分離しており、現場で逮捕されるのは主に若者たち。例えば、被害者宅に現金を受け取りに行く“受け子”や、電話で高齢者をダマす役割の“かけ子”といった役割を担わされています。スマートフォンの普及と裏アカウント文化の広がりにより、闇バイトの勧誘などを通じて、若者が知らぬ間に犯罪に巻き込まれるケースが増加中。
しかし、秘匿性が高い通信手段を用いての犯罪のため、逮捕されるのは末端の実行犯にとどまり、その背後には、さらに上の指示系統が存在。真犯人にたどり着くまでには、何重にも張り巡らされた組織の闇を一つずつ暴いていく必要があります。このような構造的な問題が、事件の本質的な解決を困難にしている現在、「DICT」は、この複雑に絡み合う「情報犯罪」の闇に切り込み、その本質に迫ります。そしてやがてたどり着く、国家存亡を脅かす危機とは…?
真犯人の正体が見えない「情報犯罪」に立ち向かうため、警視庁内の各課より選ばれたスペシャリストたちが集結する中、なぜ生活安全課の二宮は配属されたのか―。
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