Googleフォトが黒人の写真に「ゴリラ」と自動タグ付け。人工知能の限界かと話題に

　Twitterユーザーのbananさんが、Googleフォトのタグ付けで、黒人の写真に「Gorillas（ゴリラ）」と自動タグ付けされた画像を公開。「Google Photos, y'all fucked up. My friend's not a gorilla.（Googleフォトのバカ野郎。わたしの友だちはゴリラではない」とツイートしたことで、自動タグ付けの間違いについて話題になっています。

　Googleでは担当者のYonatan Zungerさんがbananさんのツイートに素早く返信。何度かbananさんとやりとりして誤認識が起こった環境を確認した後、「もう二度とこうした画面を見ることはないでしょう」とツイートしています。

　担当者の素早い対応もあり、Googleに悪意がないことは明らかなので、Googleへの非難の声などはあまり聞かれません。ウォール・ストリート・ジャーナルがこの件を「アルゴリズムの限界か」と報じたように、人工知能の限界についてのツイートが多いようです。

　ちなみにこうした問題はGoogleだけではありません。fickrなどでも日本人の場合には中年男女が「Child（子ども）」とタグ付けされたりすることがあるようです。