ついネタ
福岡・行橋市市議がHPで公開した文章「#SEALDs の皆さんへ。就職できなくて #ふるえる」に賛否両論
[2015/7/28 18:24]
集団的自衛権を行使可能にする安保関連法案に反対する市民運動を行っている「SEALDs」のデモがたびたび報道されています。これまでの中高齢者ばかりという憲法9条関連のデモに比べて、SEALDsでは学生など若者の参加が目につくのも特徴のひとつ。
そんな、SEALDs主催のデモに参加する学生に対して、福岡県行橋市の市議会議員である小坪慎也さんが、ホームページで「#SEALDs の皆さんへ。就職できなくて #ふるえる」という文章を公開して、賛否両論を巻き起こしています。
小坪慎也市議の主張をあえて一言でまとめると、「SEALDsに参加すると、就職が不利になる」可能性があるというもの。早稲田・慶應クラスの大学であれば、大学ブランドが強力なので不利益にはならないが、それより下の大学では、SEALDsのデモに参加したことで、就職活動において不利益を被る可能性がある、と主張しています。
これに対するネットの声は、「学生に政治活動をするなというのは政治活動の自由を保障する憲法に反する」という非難の声と、「企業で採用にあたって学生の氏名や大学名で検索するのはいまは普通。デモ参加で不利になる可能性は否定できない」と同意する意見の真っ二つに分かれています。
学生への脅迫とみるか、現実的なアドバイスとみるか、安保関連法案に賛成か反対かでも意見が分かれているようです。