民主+維新の新党、「民進党」に決定! 新党名にネットでは「中身が変わらなければ何も変わらない」の厳しい声
3月4日から3日間にわたって、民主党と維新の党がネットで公募を行った新党の名前が「民進党」に決まったと報道されました。新党は3月27日に党大会を開催し、正式に発足するとのことです。
新党名をネット公募したこともあり、ネット上でも「民進党」はトレンドワードに。ネット民の関心も高いようです。
ただし、新党名の評判はというと、ネット上ではいまひとつ。Twitterのつぶやきを見ていくと、「民進党って台湾から苦情こないのか」、「民進党って台湾と同じじゃん」など、“台湾とかぶる”“紛らわしい”との指摘が見られます。
また、「新しい名前もいいですけど本当中身が変わらなければ何も変わらないですよね。岡田さんや松野さんには悪いですけどこの際、幹事長や党役員も一新した方がいいと思いますけどね」など、“看板を変えても中身が同じでは”という声も多く見られます。
さらに、「もう今から火を見るより明らかなのは『民進党』が選挙で結局惨敗したら、『選挙の3カ月前に党名変更したのがまずかった、党名の訴求が足りなかった』と言い訳するところ。」など、いまから夏の参院選後の言い訳まで予想する人も。
「民主から抜けた人らが維新に入る → 元民主の東京維新と大阪維新で喧嘩 → 大阪維新がブチ切れて解党 → 東京維新(元民主)、民主と合流。民進党 → 国民『????』」というツイートがあるように、くっついたり分裂したりを繰り返していることで政治姿勢がわかりにくいという指摘の声も見られます。
とはいえ批判や揶揄の声ばかりではなく、数は少ないものの、「『民進党』トレンドワードのトップになっている。野党が大きな話題になるのはよいことだ。#民進党がんばれ」、「自民党に対抗できる党になることを期待したいですね!」といった期待の声もあがっています。
夏の参院選日程はまだ発表されていませんが、残すところ4カ月を切ったタイミングでの新党発足。ともかく新党名の認知度を上げることが急務であることを考えると、党名公募がSNSでも話題になり、発表で「民進党」がバズワードになったことで、評判の良し悪しはともかく、新党名の認知向上ではまずまずの成功と言っていいかもしれません。