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真木よう子さんのTwitterアカウントが削除される~コミケ応募宣言&クラウドファンディング開始からわずか4日で。削除前はアカウント名が謎の状態に

[2017/8/29 16:03]

 真木よう子さんのTwitterアカウントが8月29日(火)、突然削除されました。

ファン交流の平和なTwitterがコミケ参戦とクラウドファンディング開始で一転、炎上

 真木よう子さんは、7月期の主演ドラマ「セシルのもくろみ」放送開始を控えた6月28日、Twitterアカウントを開設。クールビューティーのイメージの真木よう子さんが、Twitterでは「ワロス」など、古めかしいネットスラングを使ったことで話題になりました。

 Twitter開設後にフジテレビで放送開始した主演ドラマ「セシルのもくろみ」は初回視聴率が5.1%と低調スタート。その後も4%台、3%台と低空飛行が続いて「打ち切り」の噂なども報道されはじめました。

 そんな中、真木よう子さんは一般のTwitterユーザーからの質問や返信にひとつずつ丁寧に返信。真面目な人柄が伺える、ファンとの交流を重ねていました。

真木よう子さんのクラウドファンディングページ(CAMPFIREより)。コミケの販売物を作るためにクラウドファンディングで資金調達したことも炎上の一因に

 波乱が起こったのは8月25日(金)で、真木よう子さんがコミケに応募したことを応募封筒を持った写真付きでツイート。同時に、写真集を制作するための資金調達をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で開始しました。目標金額は800万円。

 規模が大きくなっても、コミケは同人作品を愛するファンイベントという点には変わりなく、参加は抽選で自分が作った作品を持ち寄って販売する“手作り感”あふれるイベントです。

 もちろん、芸能人が参加してもいいのですが、まだ応募しただけで当選していない段階で、コミケで販売する写真集をクラウドファンディングで資金募集すること、調達した資金でプロの編集者、カメラマンなどに依頼して制作することに違和感を感じたコミケファンが多く、ネットで大バッシングを受けることになってしまいました。

 こうした批判を受け止めた真木よう子さんは8月28日(月)にコミケ撤退を表明。クラウドファンディングページでコミケ参加を思い立った経緯を説明し、イベント自体をよく理解していなかったとして謝罪しました。

 クラウドファンディングについては継続し、ファンの意見を取り入れて納得のいく写真集を制作したいとしています。

なぜ? Twitterのアカウント名を「???騙された???」に変更、その後削除

 謝罪をしたことで事態は収束に向かうかと思われましたが、28日(月)から29日(火)にかけての深夜、真木よう子さんのTwitterは他アカウントへのフォローをすべて外し、ツイートを非公開に。また、アカウント名も「???騙された???」に変更されました。

8月29日(火)午前の真木よう子さんのTwitter。アカウント名が「???騙された???」に変更され、ツイートは非公開になっています

 そもそも番宣のためにはじめたと思われる真木よう子さんのTwitterアカウントは、ドラマ「セシルのもくろみ」公式Twitterにもフォローされています。このため、ドラマ公式がフォローしている人の一覧を見ると、「???騙された???」という怪しいアカウントが表示されてしまう状態に。

 アカウント名の変更やツイート非表示は、真木よう子さんが自分で設定したものか、あるいは何者かにアカウントを乗っ取られたのかは不明ですが、こうした状態が続くのはイメージが大事な芸能人にとって好ましくないのは明らか。

 所属事務所からの指示があったのかどうかなど、理由は不明ですが、29日(火)午後2時~3時頃、真木よう子さんのTwitterアカウントは削除されました。

8月29日(火)午後2~3時頃に削除された真木よう子さんのTwittrアカウント

 ファンへの感謝の気持ちを直接伝えたい、ファンと一緒に写真集を作りたいという気持ちから出た企画が、残念な結果になってしまったかたちですが、女優として最も大事な仕事である主演ドラマはまだ放送中。女優の仕事に打ち込むことが、応援してくれるファンへのいちばんの“お返し”になるのではないでしょうか。

[工藤ひろえ]