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小田急の駅売店やコンビニがセブン-イレブンに転換へ! 小田急とセブン&アイ・ホールディングスが業務提携~「Odakyu OX」は「セブンプレミアム」の導入を検討

[2018/3/9 19:55]

 小田急電鉄と子会社の小田急商事が8日、セブン&アイ・ホールディングスとの間で、小田急商事の運営するスーパーマーケット(SM)事業、駅構内売店事業、コンビニエンスストア(CVS)事業に関する業務提携の基本合意書を締結したと発表しました。今後、各社間で詳細を協議のうえ、最終契約書を締結する予定とのことです。

 小田急では2018年3月の複々線完成を大きな機会と捉え、ターミナル駅周辺再開発や既存事業の強化など、沿線の魅力を高める施策を推進し、日本一暮らしやすい沿線を目指しており、沿線の魅力向上にあたっては、グループの流通事業の強化を重要な施策の一つとして認識しているとのこと。

 そこで、小田急商事の運営するSM事業「Odakyu OX」では、セブン&アイグループの運営ノウハウを習得し、事業基盤の強化・店舗網の拡大によるドミナントの形成を図るとともに、駅構内売店・CVS事業において、セブン‐イレブンのフランチャイズ店舗への転換を図ることで、流通事業を強化するとしています。

 具体的には「Odakyu OX」では、小田急商事、セブン&アイグループ間の人的交流を通じたオペレーション・教育ノウハウの共有、マーチャンダイジング等の連携による、魅力ある店舗づくりの推進をするほか、セブン&アイグループのプライベートブランド商品「セブンプレミアム」などの「Odakyu OX」各店舗への導入を検討するとのこと。

 また、セブン&アイグループでは、セブン‐イレブンの小田急沿線への出店拡大の推進及び集中的な事業展開によるドミナントの形成と、グループ SM 事業の強化を目的として相互に事業ノウハウを共有し、更なる事業発展を図っていくとしています。

[古川 敦]