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アミューズが小出恵介さんの契約終了を発表。小出さん「心に甘えが生じてしまった結果」~ネットの声「やったことはあれだけど頑張って欲しい」「もったいない演技悪くなかった…」

[2018/6/4 16:01]

 芸能事務所アミューズは6月4日(月)、俳優・小出恵介さんの契約終了を発表しました。

 小出恵介さんは2017年、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで書類送検され、不起訴処分が12月に決定しましたが、不起訴になった後も事務所の謹慎処分は変わらず、テレビ画面などで小出さんを見ることはなくなっていました。

芸能事務所アミューズが公式サイトで公開したお知らせ

 アミューズが公開した発表文は「小出恵介よりご報告」と題して、小出さんが一人称で不祥事についてかさねて謝罪し、原因については「ひとえに私の社会人としての自覚の低さ、芸能という仕事をさせていただいている事への認識の甘さが招いた結果」、「いつしか、支えてくださった周囲の方々に対する謙虚な姿勢、そして応援してくださる方々に対する感謝の気持ちを大切にすることができず心に甘えが生じてしまった結果であります」と説明しています。

 今後については「初心に戻り、自らを律しながら色々な経験を積んで視野を広げ、少しずつ歩んで行ければと思っております」、「そしてまたいつの日か、一表現者として皆様の前に姿をお見せすることができればと思っております」としており、どういう形をイメージしているのか具体的な話はないものの、表現する仕事に復帰したいとの考えをあきらかにしました。


ネットでは小出恵介さんの契約終了を惜しむ声

 自ら今回発表された文で語ったように、アミューズという大手事務所の傘に守られて仕事をしてきた小出恵介さんですが、今後は大手事務所の手厚いサポートなしで、歩き出さなくてはならないことになります。

 ネットでは、「やったことはあれだけど小出恵介自体は好きだから頑張って欲しいなぁ」「俳優は続けるのかな? 頑張って欲しいね」「好きだったから復活して欲しいんだけどな。事務所変えて出てきてほしい」「小出恵介もったいない演技悪くなかった…」など、小出恵介さんの契約終了を惜しみ、俳優を続けてほしいという声が多くあがっています。

 小出恵介さんは2005年公開の映画「パッチギ!」に出演して注目を集め、同年人気ドラマ「ごくせん」第2シリーズに生徒役で出演。

 以後、「白線流し」「白夜行」「のだめカンタービレ」「ROOKIES」、朝ドラ「梅ちゃん先生」など多数の名作ドラマに出演。映画では、2008年「僕の彼女はサイボーグ」でダブル主演を務めたあと、2009年の「風が強く吹いている」で初の単独主演を務めました。

 良作に多数出演し、演技力を評価する声も高いだけに、ネットでも残念に思うファンが多いようです。「小劇場なら出られるでしょ」「知名度は抜群で集客力はあるから、小劇団なら歓迎されるのでは」といった声も聞かれます。

[工藤ひろえ]