昨年大盛況のミュージカル「魔女の宅急便」が帰ってくる! キキは東宝シンデレラの福本莉子さん、トンボは関西ジャニーズ Jr.の大西流星さん
ミュージカル「魔女の宅急便」が、2018年6月15日(金)~24日(日)に東京・新国立劇場中劇場、7月4日(水)~5日(木)にメルパルクホール大阪で上演されます。料金はS席10,500円、A席8,000円(税込・全席指定)。
原作の「魔女の宅急便」は児童文学作家・角野栄子氏が1982年から2009年の27年間に渡り執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し大ヒットし、日本のみならず世界的に有名な作品となっています。
1993年~1996年には、蜷川幸雄氏演出によりミュージカル化され、2014年に実写映画化、2016年にはイギリス・ウェストエンドにて舞台化されています。さらに、2017年に若手新進気鋭の制作チームが、新しいミュージカル版を制作し、連日大盛況のまま幕を閉じ、今回、その大人気ミュージカルがフレッシュなキャストを迎え、2018年6月に帰ってきます。
キキ役に大抜擢されたのは、第8回東宝シンデレラグランプリを受賞した福本莉子さん。今作品が初舞台・初主演となります。トンボ役には、関西ジャニーズ Jr.で活躍中の大西流星。さらに、生田智子さん、横山だいすけさん、藤原一裕さん(ライセンス)、白羽ゆりさんが脇を固め、物語を盛り上げています。
開幕前日となる6月14日(木)に囲み取材が行なわれ、福本さんは「最初にお話を聞いた時は不安が大きかったけど、演出家の方も明るくて楽しいし、キャストの皆さんもとても優しくしてくださって、今は現場が楽しくて仕方がないです」と初舞台を楽しんでいるとのこと。
また、フライングについては「最初は怖かったけど、やってみると、ジェットコースターみたいでとても楽しいです。観ているのと自分がやるとのでは全然違うけど、初日を迎えるのが本当に楽しみ」と語り、好きなシーンは「フライング、ダンスシーン、トンボとのパン屋での喧嘩のシーン、オソノさんとのシーン、全部です! (生田さんに促されて)お母さんとの喧嘩のシーンも見どころです! ハートフルなミュージカルで、キュンキュンするシーンもあって、とても癒やされると思います。精一杯頑張るので是非、劇場に観に来てください!」とPRしました。
大西さんは、「(いつものジャニーズ公演と違って)緊張している。両側に女性がいるのが不思議(笑)。緊張もあるが、やるにつれて『魔女の宅急便』をどんどん好きになっていきます。自分のパートだけではなく、全部のシーンが本当に素敵です。実は、前回キャストの阿部顕嵐くんと一緒に食事をしたんです。『ここのシーンやってて楽しいよね』と共有できて、本当にすごく楽しかった!顕嵐くんが温かく励ましてくれて、背中を押してくれたのが何よりも嬉しかったですね」とジャニーズ公演とは勝手の違う様子。
また、「前回の舞台は大阪公演を観に行ったのですが、お客としてしか観てなかったので、今更ながらにもっと詳しく観とけばよかった!とちょっと後悔してます(笑) 外部の舞台は初めてですが、現場では莉子ちゃんも演出の方も関西の方なので、関西弁で明るくて楽しいから、もはや稽古場がホームという感じです。ホテルにいるとホームシックになりますね(笑) 莉子ちゃんが最近標準語になってきて、東京に染まってきたなと感じてます(笑)」と、稽古を楽しんでいるようです。
最後に「原作よりも、ミュージカルは、キキとトンボの関係性がより深く現れています。トンボがキキのことをLIKEからLOVEに変わっていく瞬間を、キキとトンボが成長していく姿を是非見届けて欲しいです」とアピールして締めくくりました。