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「はやぶさ2」が到達した小惑星「リュウグウ」の3D動画公開! 事前予想できなかった“コマ型”の小惑星の全体形状や起伏がよく分かる
[2018/7/10 19:58]
JAXA「はやぶさ2」プロジェクトで、2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」は、2018年6月27日午前9時35分(日本時間)に目的地である「小惑星リュウグウ」(Ryugu、確定番号162173)に到着しました。
到達した「小惑星リュウグウ」は、事前には予想されていなかった“コマ(独楽)型”の小惑星。その全体像が、3Dの連続写真の動画で公開されました。赤青のメガネ(右目が青)で見ると立体的に見えます。リュウグウの全体形状やクレーターやボルダー(岩塊)の起伏がよく分かります。
この動画は、「リュウグウ」へ最終接近中の2018年6月23日に、ONC-T(望遠の光学航法カメラ)でリュウグウの連続撮影したもので、小惑星が自転している様子を、自転の回転角にしておよそ10度刻みで撮影。この時の探査機からリュウグウまでの距離は約40kmです。
Webを更新しました。
— 小惑星探査機「はやぶさ2」 (@haya2_jaxa)2018年7月10日
これがリュウグウ - 3Dで見る全体像https://t.co/Va1EG2Dp9gpic.twitter.com/O7PsPD4UVr
今後、さらに詳しくリュウグウを調べていくことになるとしています。なお、はやぶさ2は、サンプルを回収し2020年末に地球に帰還する予定です。