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熊谷市で国内最高41.1℃を記録! 「気温の高い状態は8月上旬にかけて続く」と気象庁が今後の見通し発表~「熱中症などに十分注意し、水分や適切な塩分補給など心がけて」

[2018/7/23 20:12]

 気象庁が23日、7月中旬以降の記録的高温と今後の見通しについて発表しました。東日本と西日本では、気温の高い状態は8月上旬にかけて続き、最高気温が35度以上の猛暑日が続く所もある見込みとしています。

 7月中旬以降、東日本と西日本では、太平洋高気圧に覆われて、晴れて気温のかなり高い日が続いており、7月中旬の平均気温は、関東甲信地方は平年差+4.1℃、東海地方は+3.6℃、近畿地方は+3.4℃、中国地方は+3.1℃と1961年の統計開始以来、7月中旬としては最も高くなり、7月23日(月)には、埼玉県の熊谷市で国内の観測史上最高となる41.1℃の気温を記録しています。

 今後の見通しについては、向こう1週間は太平洋高気圧に覆われ、東日本と西日本では、晴れて暑い日が続く見込みで、さらにその後の1週間も暖かい空気に覆われ、気温の高い状態が続く見込みとのことです。

 気象庁では「熱中症など健康管理に十分注意し、水分や適切な塩分補給など心がけてください。特に今回の豪雨の被災地では、熱中症にかかるリスクがより高くなっていますので、できる限りの対策を行なってください」と呼びかけています。

[古川 敦]