【聖地巡礼:響け! ユーフォニアム 1期(1)】「響け! ユーフォニアム」の聖地が多く集う「宇治駅(JR)」&「宇治駅(京阪宇治線)」近くの聖地を巡ってみた!
今日から、アニメ「響け! ユーフォニアム 1期」に登場する聖地巡礼記を3回にわたってお伝えしていきます。
「響け! ユーフォニアム 1期」の舞台はOPに名古屋市の「名古屋国際会議場」のシーンが登場する以外は宇治市と京都市内のみ! 様々な場所が聖地となる作品と比べてはるかに短い時間で聖地巡礼が楽しめる作品となっています。
第1回目となる今回は、「宇治駅(JR)」&「宇治駅(京阪宇治線)」周辺にしぼって「響け! ユーフォニアム 1期」の舞台になった場所を巡っていきます。
まず宇治市へは、例えば京都市からアクセスする場合、「京都駅」から「JR奈良線」で「宇治駅(JR)」へ移動するか、「京都駅」から「JR奈良線」で「東福寺駅」まで移動して「京阪本線」に乗り換えたあと、「中書島(ちゅうしょしま)駅」で「京阪宇治線」に乗り換えて「宇治駅(京阪宇治線)」へ移動する2つのパターンがあります。
今回は、「京都駅」から「JR奈良線」で「宇治駅(JR)」へ。
「宇治駅(JR)」で下車したあとは駅の南口側に移動し、「宇治警察署 宇治駅前交番」の近くに移動して「宇治駅(JR)」の駅舎を眺めてみます。8話「おまつりトライアングル」の学校内、吹奏楽部の練習シーンからお祭りのシーンをいくつか挟んだあとに登場する「宇治駅(JR)」の駅舎のシーンさながらな姿に感動!
劇中では日没前の時間帯のシーンなので印象は大きく異なりますが、最初に見た聖地シーンから再現性が高いこともあって、続いて登場するであろう聖地でのシーンが楽しみでなりません!
続いて「宇治駅(JR)」ら奈良方面へ100m移動してみると、7話「なきむしサクソフォン」劇中では「24PARTY」という店名のコンビニが登場しましたが、現実世界でその場にあるのは「セブンイレブンJR宇治駅前店」。
店名やロゴのデザインは劇中と大きく異なるものの、建物のデザインや手前の「シートベルト着用推進宣言都市」の看板の大きさやデザインは劇中そっくり!
また、7話には「宇治駅(JR)」から「宇治橋」方面へ進んだ先にある「サイゼリア宇治里尻店」前の歩道のシーンが登場します。
なお、劇中では「サイゼリア宇治里尻店」前の歩道のシーン以外にも、吹奏楽部を辞めることを決意した斉藤葵と、部長の小笠原晴香とのトークシーンで「サイゼリア宇治里尻店」店内のシーンが登場しました。
「サイゼリア宇治里尻店」から「宇治橋」を渡らずに、手前の宇治橋西詰交差点を右に曲がると8話「おまつりトライアングル」に登場した「あがた通り大鳥居」が出現!
また、「宇治橋」を渡って、JR奈良線の線路側にある歩道の中央部分から「平等院」方面へカメラを向けると、5話「ただいまフェスティバル」の劇中シーンそっくりなシーンを発見!
さらに、対岸の宇治橋東詰側に移動したあとに「通園」や「回転寿司函館市場 京阪宇治店」側に移動すると、同様に5話「ただいまフェスティバル」劇中に登場したシーンの再現が可能となっています。
今度は「宇治橋」を戻るような形で8話「おまつりトライアングル」に登場した「あがた通り大鳥居」へ戻り、「あがた通り」と呼ばれる道路を南下します。
劇中ではお祭りの雰囲気満点でしたが、現実世界では飾り気がなく寂しげな「縣神社」を発見!
8話「おまつりトライアングル」劇中では屋台や提灯がたくさん灯っていて派手派手だったものの、お祭り時期ではないふだんの様子はかなり地味なので、見逃さないように注意が必要です。
「縣神社」から宇治川方面へ進んだ先にある「宇治塔川交差点」から、南側の「宇治市立莵道小学校」方面に目を向けると、1話「ようこそハイスクール」で吹奏楽部に入ることを辞めようと思ったシーンの後に出てきた、黄前久美子の自宅マンションを遠くから写したシーンが登場!
なお、背後には黄前久美子の自宅マンションのモチーフとなったマンションはなく、代わりに木々が青々と茂っています。
「宇治塔川交差点」から「あじろぎの道」と呼ばれる宇治川沿いの道を進んだ先にある「井川揚水機場前」では、1話「ようこそハイスクール」中盤で黄前久美子と塚本秀一が語らうシーンが楽々再現可能!
劇中の雰囲気を再現したい場合には、桜の咲く時期に足を運ぶと、より再現度が高くなりそうです。
そのほか「宇治川」付近では、7話「なきむしサクソフォン」劇中で吹奏楽部を辞めることを決意した斉藤葵が黄前久美子に対して「3年なんてあっという間だから」と、2話「よろしくユーフォニアム」劇中で言い放ったあとに登場する「井川揚水機場」を対岸から見るようなシーンを捉えることができます。
また、「朝霧橋」から宇治川を渡って朝霧橋東詰付近を見るような形でシャッターを切ると6話「きらきらチューバ」で加藤葉月がチューバを持ち帰って練習するシーンさながらな風景が楽しめます!
「朝霧橋」を渡った先には「宇治神社」がありますが、7話「なきむしサクソフォン」劇中で黄前久美子が雨宿りを行うシーンで「手水舎」が登場ほか、2話以降から鬼顧問としての顔を見せる滝昇が初登場する1話「ようこそハイスクール」内で本殿でお祈りを行うシーンが登場!
滝昇登場後のシーンでは、モブキャラのカップルがおみくじの「吉」と「末吉」はどっちが上かを呟いたことに対して、本殿でのお祈りを済ませた滝昇が「上から大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉ですね。つまり吉の方が上です」と、豆知識を披露するシーンが印象的でした。
「宇治神社」から「大吉山」まで登るシーンは8話「おまつりトライアングル」劇中シーンが連続して登場。まずは宇治市屈指の名水「桐原水」のある「宇治上神社」をバックに「さわらびの道」を黄前久美子、高坂麗奈が楽器を担ぎながら歩くシーンは時間帯を合わせれば劇中シーンそっくり。
先ほどまで歩いていた「さわらびの道」から「大吉山登山道」へと移動するシーンは、時間帯はもちろんのこと、手前の生け垣や看板の有無の違いを除けばこちらも劇中シーンがほぼそのまま!
なお、「大吉山登山道」は、夜間の登山は禁止している旨が入口奥の看板に記されています。厳密に劇中の雰囲気の再現が行えないのが完璧主義な聖地巡礼者には悲しいところ。
ただ、入山出来るのが明るい時間に限定されていることで、例えば「大吉山登山道」を黄前久美子と高坂麗奈がお喋りしながら登るシーンの背景にあった木々の茂り具合、石垣の姿を劇中シーン以上にハッキリと確認することが可能となっています。
「大吉山登山道」から「大吉山展望台」へはゆっくりと歩いて15分ほどで到着!
「大吉山展望台」を横から見る形で黄前久美子が「うわぁ、地面が星空みたいだ」と呟いたシーン、高坂麗奈が黄前久美子のおでこを人差し指で突きながら「私、特別になりたいの。ほかの奴らと同じになりたくない。」と、発言する前に登場した「大吉山展望台」を手前から奥の宇治市街地を望むシーンは時間帯こそ大きく異なりますが、劇中の雰囲気をしっかりと楽しめて満足!
登山道から展望台付近まで鬱蒼と茂っている木々のおかげで、2018夏の猛烈な暑さを気にすることなく、「大吉山」での聖地巡礼を楽しむことが出来ました!
今までは「宇治駅(JR)」と「宇治駅(京阪宇治線)」周辺の様子を紹介していきましたが、最後は宇治市への玄関口の1つである「宇治駅(京阪宇治線)」の駅構内へ。
改札フロア手前の「京阪電車のりば」と書かれた看板、周辺地図、時刻表がバックに見えるシーンは4話「うたうよソルフェージュ」劇中で塚本秀一が黄前久美子に高坂麗奈の件について話をしたシーンで登場!
さらに駅ホームへと進むと、1話「ようこそハイスクール」後半で黄前久美子が「京都府立北宇治高等学校」へと登校途中のシーンで中書島駅行きの電車に乗り込む姿は車体デザイン、電光掲示板、自動販売機、看板のデザインまでそっくり!
実際に足を運んでみて劇中シーンと現実とでどこが異なるかを見比べてみるのも面白いかもしれません。
今回は、「宇治駅(JR)」&「宇治駅(京阪宇治線)」周辺の聖地を巡ってみましたが、「宇治駅(JR)」、「宇治橋」、「あがた通り」、「宇治川」、「大吉山」、「宇治駅(京阪宇治線)」と比較的狭いエリアの中にたくさんの聖地が点在!
気を抜くと見落としてしまうほど聖地となる場所が多いので、事前に「響け! ユーフォニアム 1期」の内容をしっかりと頭に叩き込んだ上で、どこにどんなスポットがあるか地図に印をつけるなどして計画的に散策することをオススメします。
次回の第2回では、「黄檗駅」、「六地蔵駅」、「伏見稲荷駅」、「河原町駅」、「北山駅」周辺に点在する「響け! ユーフォニアム 1期」聖地巡礼記事ををお届けします。
(明日の第2回につづく)