【聖地巡礼:響け! ユーフォニアム 1期(3)】京都・宇治の聖地巡礼でオススメの食事・休憩処4選! 中路ベーカリー、伊藤久右衛門とマールブランシュのかき氷、「祇をん う」のう桶
第1回では宇治駅近辺、第2回ではその他の京都エリアに点在する「響け! ユーフォニアム 1期」の舞台となる場所を紹介してきました。第3回となる今回は、聖地巡礼中の食事処としてオススメなお店をご紹介します。
今回は、以下4カ所のグルメスポットを紹介したいと思います。。
(1)京都府有数のお茶処として知られる宇治市に本店を構える「伊藤久右衛門」
(2)「響け! ユーフォニアム 1期」劇中にも登場した「中路ベーカリー」
(3)「響け! ユーフォニアム 1期」1話冒頭と、最終回に登場した「京都コンサートホール」のある京都・北山でケーキのような姿のかき氷が楽しめる「マールブランシュ 北山本店」
(4)京都市と宇治市を股にかける「響け! ユーフォニアム」の聖地巡礼を楽しむ際の宿を取るのに最適な河原町駅祇園四条駅で名物「う桶」が楽しめる「祇をん う桶 う」
伊藤久右衛門 宇治本店
まずは、「響け! ユーフォニアム 1期」劇中に登場したスポットが多く集まる「宇治駅(京阪宇治線)」が最寄り駅な「伊藤久右衛門 宇治本店」へ。
「伊藤久右衛門 本店」では、看板メニューの宇治茶の販売に加えて、カフェコーナーでは「抹茶そば」、「抹茶パフェ」、「抹茶あんみつ」などが楽しめるようですが、今回は夏限定メニューのかき氷メニューから「宇治金時 白玉・バニラアイス入り」960円を注文(価格は全て税込)。
老舗のお茶屋のかき氷とあって、抹茶シロップからは甘味だけではなく爽やかな抹茶の香りや苦味が効いてウマイ!
抹茶の風味を楽しみながらかき氷を楽しむのはもちろん、甘くホクホクとした小豆を合わせて和な甘さを楽しんだり、ミルキーな風味と濃厚な甘さが癖になるバニラアイスクリームを絡めてパフェのように楽しんだり、一品でいくつもの美味しさが楽しめます。
なにより、抹茶の味と香りが満喫できるかき氷は、宇治の里ならではの美味しさ!
中路ベーカリー
続いてはJR奈良線または京阪宇治線の「黄檗(おうばく)駅」が最寄り駅な「中路ベーカリー」へ。
「中路ベーカリー」には様々な惣菜パンがありますが、お店では「響け! ユーフォニアム 1期」6話と9話(お店の外観は9話のみ)に登場した「フランクデニッシュ」173円をオススメしていたのでもちろん購入!
なお、「響け! ユーフォニアム」放映以降は「フランクデニッシュ」の人気が高まっているそうなので、聖地巡礼の際に「フランクデニッシュ」を食べてみたい方は、比較的空いている平日の午前中までに足を運んでおくことをオススメします。
「中路ベーカリー」にはイートインスペースが設置されていないので、聖地巡礼を楽しんだあとに「フランクデニッシュ」を楽しむとしたら、京阪宇治線と京阪本線との乗り換え駅の「中書島(ちゅうしょしま)駅」駅ホーム上のエアコンが効いた待合スペースで食べるのがオススメ!
クーラーが効いた待合室の中で「フランクデニッシュ」にかぶりつくと、ウェットでバターの風味が効いたクロワッサン生地に甘じょっぱいケチャップ、磯の風味が効いた青のり、力強い美味しさなソーセージが入ってイケる!
見かけよりも腹持ちがいいので、聖地巡礼中のおやつタイムに食べるのにピッタリな惣菜パンメニューでした。
マールブランシュ 北山本店
今度は、「響け! ユーフォニアム 1期」1話冒頭と最終回の舞台となる「京都コンサートホール」のある京都・北山エリアで人気の洋菓子店の「マールブランシュ 北山本店」へ。
「マールブランシュ」の店舗は京都市内にいくつかありますが、「マールブランシュ 北山本店」では限定メニューとして日光の天然氷を使った「天然氷 雪の菓 モンブランかき氷」1,300円が楽しめるとのこと。
もともと人気店なのに加え、猛暑でさらに人気が集中。平日の昼下りながら、1時間ほどの待ち時間を「マールブランシュ 北山本店」に隣接したコンシェルジュルームで過ごした後、「マールブランシュ 北山本店」のカフェコーナーへ。
なお、注文した「天然氷 雪の菓 モンブランかき氷」には、別途左手から「カシスシロップ(アルコール入り)」、「カスタードクリーム」が添えられていました。
天然氷の上にマロンクリームをデコレーションしたことで「モンブランケーキ」のような姿な「天然氷 雪の菓 モンブランかき氷」をスプーンで掬って食べてみると、口溶け最高な天然氷に濃厚な栗の風味、ブランデーの芳醇な香り、濃厚な甘味が感じられてケーキのような濃厚な美味しさに感動!
「天然氷 雪の菓 モンブランかき氷」の直上デコレーションされたマロングラッセは、栗独特のホクホクとした食感が感じられ、マロンクリーム以上にしっとりとした甘味が感じられてこちらもウマイ!
お好みで使って下さいと店員さんに説明された「カシスシロップ(アルコール入り)」、「カスタードクリーム」をそれぞれ試してみたところ、フルーティーな香りと心地よい酸味が効いたカシスシロップが濃厚な美味しさと甘さを感じるかき氷にとよく合います。
「カシスシロップ」の酸味が効いて、うだるような暑さの日でもスッキリと楽しめるケーキのようなスタイルなかき氷メニューでした。
祇をん う桶 う
最後は、「響け! ユーフォニアム 1期」番外編の「かけだすモナカ」劇中にて、最終回で「京都府吹奏楽コンクール」に出場するメンバーにお守りを作るために足を運んだ「寺町京極」ゲート前の横断歩道から徒歩圏内にある京都・祇園の鰻の名店「祇をん う桶 う」へ。
「祇をん う桶 う」のうなぎは、関西には珍しく、背開きにしたうなぎを白焼きにしたあとに1度蒸してタレをつけて焼く、関東風の調理方法。蒸したうなぎならではの、ふっくら柔らかなうなぎです。
店名にある通り、桶の中にご飯とうなぎを敷き詰めた「う桶」が名物とのことなので、今回は「う桶(3人前)」10,000円を注文しました。
「う桶」を注文すると最初の1杯目は店員さんによって器の中にキレイにご飯やうなぎがセットされ、加えて透明感満点な出汁が癖になる「肝吸い」、塩気の塩梅もちょうどいい「お新香」がセットになっています。
「う桶」を食べたのはちょうど「土用の鰻」の時期。この時期は需要が急増することで、過去にはハズレのうなぎに当たった記憶があるのですが、ミシュラン・ガイド2018年1つ星に選出された「祇をん う桶 う」ではそんな心配はご無用。
身が厚くふっくらして、脂がのったうなぎは最高にウマウマ! 甘じょっぱいタレの風味が染みたご飯との相性抜群!
食欲が減退しがちな猛暑日であっても、サクッと楽しめちゃう美味しさに感動! お腹はもちろんのこと、心も満たされながら「祇をん う桶 う」をあとにしました。
今回は、宇治市、京都市全域に聖地となる場所が点在する「響け! ユーフォニアム 1期」散策中に立ち寄った中でも、特にオススメしたい4店舗をご紹介しました!
「伊藤久右衛門 宇治本店」は、宇治茶の産地に本店があるお店のかき氷なので、抹茶シロップからは甘味に加えて、清々しさすら感じる位にたっぷり入った抹茶の風味の強さに感激!
「響け! ユーフォニアム」放映以降人気が高まっている「中路ベーカリー」の「フランクデニッシュ」は、素朴な見た目の印象に反してバターの風味が効いたクロワッサン生地に、力強い美味しさなソーセージやケチャップ、青のりなどが絡んで見た目の印象よりも腹持ちが良くて散策中のおやつタイムにピッタリな美味しさとサイズ感に満足!
「マールブランシュ 北山本店」限定の「天然氷 雪の菓 モンブランかき氷」は、食べるまでに1時間待ちの価値を感じる位に口溶けが最高な日光の天然氷と、濃厚な栗の風味とブランデーの香り豊かなマロンクリームがマッチしてケーキのようなしっとりとした美味しさが感じられたことに感動!
シメにご紹介した「祇をん う桶 う」は、「ミシュラン京都2018」で1つ星を獲得した名店。名物の「う桶」は、ふっくらとした食感とともに、程よく脂が乗ったうなぎの蒲焼きがとにかく絶品!
甘じょっぱいタレに染まったご飯との相性もよく、桶の中にたっぷりと盛られたうなぎの蒲焼きやご飯が嘘のようにあっという間に食べ尽くしてしまったほど。美味しさに大興奮した食事体験となりました!