ちょっとヤン車ぽい!? トミカ初の“書初め”テーマの「書(しょ)」が本日27日(木)発売~SYO ARTIST 吉川壽一氏書き下ろし。2000GTは“天”、アルファードは“無”
タカラトミーが、ダイキャスト製ミニカー「トミカ」の新商品として、SYO ARTIST 吉川壽一(じゅいち)氏とコラボレーションした「書初め」をテーマにデザインした「トミカ 書(しょ)」(全6種内1種シークレット)を2018年12月27日(木)に発売します。種類は選べません。希望小売価格は700円(税別)。対象年齢は3歳~。
「初春トミカ」シリーズは2013年から展開している「日本らしさ」「正月らしさ」を軸にしたトミカの新春向け商品で、今回が第6弾目。今回発売される「トミカ 書」は、トミカで初めて「書初め」をテーマにしたトミカで、全部で6種の文字を選び、全て吉川氏による力強い書き下ろしの書をトミカのボディにデザインされています。
直筆の文字をボディの2面以上にまたがるように、大きく大胆に書き入れたトミカはこれが初めてとのこと。通常のトミカと同様、手ころがしや走行させて遊べるほか、そのままデスクやテーブルに飾って楽しめます。同社では「車体の書は見る人によって、またはその時の気分によって様々な意味を感じることができる文字を選び、新年の抱負を考える一助となる『書』に出会ってほしいという想いを込めた」としています。
SYO ARTIST 吉川壽一氏のコメント
トミカの開発担当の方から、トミカの車体にSYO(書)を、という企画が来ました。「エッ!」あの“トミカ”さんから?と私は怪訝した。いつも、思いイッパイ、手イッパイに大きな事を考えて、中国・北京で45mの大書、フランス・パリではエッフェル塔下で、そしてUAEではドバイの赤沙砂漠でSYOを思考し、誰もがなし得ていない事を具現化して来た。
最大があると最小もあるのか。将来の夢や目標に通じる様な言葉に対し、品格を添えようとした。車体には窓がある。窓とかフロントガラスへの文字のかかりが気になったが、おかまいなしにSYO(書)した。
トミカの車体に精密な品性を創り続ける御仁と出会い、職人業が調和の妙を見事に開花させた。すばらしい!!
吉川壽一氏のプロフィール
1943年生まれ。福井県出身。上田桑鳩・宇野雪村・稲村雲洞・川崎一照各氏に師事。「奎星賞」「毎日書道展グランプリ」「福井市民文化賞」「毎日書道顕彰」等受賞。毎日書道展審査会員。自由な発想と優れた企画力でスケールの大きな表現世界を開拓。
その活動は国内にとどまらず、UAEのドバイの赤沙砂漠にてヘリコプターでのSYOINGや、パリのエッフェル塔下での大書、また、中国・天安門前で45m×15mの大揮毫を観衆3,000人余の前で披露するなど、【破格】を信条に全世界でSYO ARTISTとして精力的に活動し続けている。
NHK大河ドラマ「武蔵」や講談社「バガボンド」「ジパング」等、数多の題字も手掛けている。大胆かつ繊細であり、強いエネルギーとメッセージ性を持った作品は、世界中の多くの人を魅了し続けています。
(C)TOMY (C)Juichi YOSHIKAWA