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東京都が「かぶるタイプの傘 試作品」を公開! 「男性で日傘は恥ずかしいという方は、思い切ってここまでいったらいかが」と小池百合子東京都知事
[2019/5/26 13:21]
小池百合子東京都知事が2019年5月24日の会見で、「かぶるタイプの傘 試作品」を公開しました。原田環境大臣が男性も日傘を推奨したほか、来年は2020年のオリンピック・パラリンピック大会本番を迎えにあたり、暑さ対策どうするのかというのが、非常に大きな課題になっているとしています。
例えば、会場へのラストマイルのところでずっと待っていたりするのは結構大変で、そこも暑さ対策で、水をどうするかとか、かち割りをどうするかとか、色々議論も重ねてきている中で、その一つのソリューションとして、「かぶるタイプの傘」を開発したとしています。
要はかぶる傘になっており、ポイントは手が空くこと。また、空気が抜けるような設計で、簡単な割にはちゃんと考えられており、熱、光を遮る効果のある素材を用いて、6月を目途にして製作を進めているとのこと。今年は、夏のテストイベントなどのときにも使ってもらい、小池百合子東京都知事は「男性で日傘を差すのは恥ずかしいという、何か気が引けるという方は、もう思い切ってここまでいったらいかがでしょうか。お勧めしたいと思います」と推奨しています。価格などの詳細は、追ってお知らせするとのこと。
2020年のオリンピック・パラリンピックの暑さ対策は、ハイテクもありますが、例えば、マラソンコースに街路樹があるところの剪定は、木の陰をつくるということで、あまり刈り込まないとか、日傘を差してもらうとか、かち割り氷を首に巻く、とてもアナログだけれども、実は最も効果があるということなども参考にしながら、暑さ対策についてはこれからも進めていきたいとしています。