食塩と夕刊を一緒に運ぶ! 日本マクドナルドと読売新聞社が共同輸送をスタート

　日本マクドナルドと読売新聞グループ本社が、永尾運送とHAVIサプライチェーンとともに、輸送の効率化・環境負荷低減の取り組みとして、食塩と新聞(夕刊)の共同輸送を2019年6月3日(月)から開始したと発表しました。

　スタートした事業は、4t車を使用する食塩輸送(大阪市大正区⇒神戸市東灘区)と2t車を使用する夕刊輸送(大阪市北区⇒兵庫県西宮市)を一緒に行なうもの。新聞輸送の2t車の余裕スペースを活用して食塩と新聞を共同輸送(混載)。この事業により4t車での輸送が廃止され、2t車に統一されるとともに、積載効率が向上するとしています。

　また、この事業は異業種連携の先進的な取り組みとして、物流総合効率化法に基づく計画としては初めて国土交通省、農林水産省、経済産業省の3省共同による認定を受けたとのこと。

【見込まれる削減効果(年間)】
・貨物車両からのCO2排出量：約1.1t
・貨物車両の走行台数：約230台

　食塩と新聞(夕刊)の共同輸送について、日本マクドナルドは「読売新聞社と物流効率化を図れることを大変光栄に存じます。今後も社会のお役に立てますよう、業種の垣根を越えた取り組みをさらに進めていきたいと思います」、読売新聞グループ本社は「今回の共同輸送により新聞輸送トラックの空き時間、空きスペースの有効活用につながると考えています。今後も物流の省力化や環境保護に貢献していきたいと思います」とコメントしています。