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東京五輪に向けて明日24日(水)と26日(金)に交通規制テストを実施 首都高で大規模交通規制、環七の青信号時間短縮など

[2019/7/23 21:15]

 東京2020組織委員会では、東京オリンピック・パラリンピック開催1年前となる2019年の夏、大会本番並みの目標を掲げ、交通管理者や道路管理者などの関係機関の協力のもと、高速道路及び一部の一般道を中心に、大会期間中の混雑緩和に向けた取り組みを総合的なテストを実施します。

 テスト実施日は2019年7月24日(水)と、7月26日(金)で、その結果を踏まえ、予備日の8月23日(金)実施の可否を決定するとしています。

 高速道路と一般道でのテストが予定されており、高速道路では本線料金所から都心方向に流入する車の通行制限を行なうほか、交通状況により高速道路の入口閉鎖なども実施されます。一般道路では環状七号線から都心方向に流入する車の通行制限を行ない、他路線への広域迂回やマイカー利用抑制を促すとしてます。

交通マネジメントシステム(TSM)の実施による交通量の抑制・分散イメージ

高速道路で実施する対策

【終日】
 都心部への交通量抑制のため、都心方向への高速道路における11カ所の本線料金所で開放レーン数を終日制限。選手村予定地周辺などの4つの入り口については、大会期間中、交通規制の形態等から大会関係車両専用となるため終日閉鎖されます。

テスト対象箇所図(予定)

【交通状況に応じて段階的に実施】
 交通混雑が発生しやすい箇所において交通状況をモニタリングし、一定の交通量を超えた時点で、渋滞を未然に防ぐために効果的な入口を閉鎖。交通量が増加し続ける場合は、入口閉鎖の箇所を追加対応。閉鎖の解除については、交通状況に鑑み、渋滞等の発生する恐れがなくなった際に実施するとのこと。

テスト対象箇所図(予定)

一般道路で実施する対策

 都心部への流入交通量を減少させるため、環状七号線の信号機について、午前5時から正午にかけて都心方向への青信号の表示時間の短縮などを実施。

[古川 敦]