絶滅寸前の「エロ本」を救え!? ハチミツ二郎×東京キララ社の「エロ本」出版プロジェクトが開始~「エロ本がなくなったら日本男子がダメになる」
クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」が、東京ダイナマイト・ハチミツ二郎さん、東京キララによる「エロ本」出版プロジェクトを実施します。
今回のプロジェクトは、2020年の東京五輪・パラリンピックを控え、8月末に一斉にコンビニ大手から成人向け雑誌の販売を原則終了(一部、加盟店判断で継続)した背景から、”カルチャー”としての「エロ本」を残すために立ち上げたとのこと。実施期間は11月25日23:59まで、目標金額は100万円(撮影、編集、デザイン、スタジオ代、広告費など)。
リターンはエロ本プレゼント、クレジットにサポーターとして表記、出版パーティーご招待、女性限定グラビア撮影3ページ、誌面出演など。エロ本はA5判並製で、ページ数は128ページ(うちカラー63ページ)の予定で、予定価格は1,500円(税別)。予定初版部数は5,000部。
「エロ本」には、思わず読んでしまう活字コンテンツや、旨いメシ屋情報など、バカバカしさと共に意外な教養がライトに混在しており、これらの経験を経て、男の子がコッソリと人間形成していた背景もあると言え、このままカルチャーとしてのエロ本を殺すわけにはいかないとして、ムック本を気軽に取ってもらいたいコンセプトからクラウドファンディングプロジェクトを実施するとしています。東京キララが絶滅危惧カルチャーにに手を差し伸べ、アーカイブ、ハチミツ二郎氏自らが責任編集を行ない、「エロ本」を創刊するとのこと。
グラビアには、アイドル、アーティスト、セクシー女優などが予定され、コラム・対談には芸人、アーティスト、ライターを招聘。ほかにも、特集記事ではノスタルジーから現代のエロカルチャーまで様々用意し、巻末には、ハチミツ二郎さんが一文を寄せます。制作が進んでいく過程はコレクター限定アップデートでも報告していくとしています。
同プロジェクトでは、「現在の若い世代は、ネットの普及により、エロがよりファストに消費しており、そのため、雑誌としてのエロ本は激減。普通の雑誌と挟んで買う、自販機をのぞいてみる、河原に落ちているものを持って帰る、親にバレないよう隠し場所を試行錯誤し、苦労して手に入れた『エロ本』は今、絶滅の危機を迎えている」と危機感を語っています。
東京ダイナマイト・ハチミツ二郎氏さんのメッセージ
学校では教えてくれないこと
お父さんお母さんが教えてくれないこと
お兄ちゃんお姉ちゃんが教えてくれないこと
それをエロ本が教えてくれた。
エロ本がなくなったら日本男子がダメになる。
オレたち変なおじさんがエロ本を通じてそれを教えていく!
東京キララ 中村保夫さんのメッセージ
僕らの世代にとっての「エロ本」は性的な欲求を満たすためだけのものではなく、知られざるカルチャーへの扉でもあった。青少年の健全な育成に欠かせない「エロ本」が消滅しようとする危機に、僕らが勃ち上がる。