ゼログラビティブラ!? ワコールが重力に負けない新発想ブラ「バストケアBra」を開発~人間科学研究所から生まれた、つけるだけで気軽にバストケアできるブラ
ワコールが17日、つけるだけで気軽にバストケアができる重力に負けないという「バストケアBra」を開発したと発表しました。「ワコール」「ウイング」の両ブランドから2020年2月下旬より発売し、42万枚の売上(2020年2月~2020年7月)を目指すとしています。
「バストケアBra」は、重力によるバストの皮膚伸びを抑え、からだのサイズを測って自分に合うブラジャーをつけてバストを重力から守る「バストケア」ができるというボディケア領域にもとづいた新しいカテゴリーのブラジャー。カップ内側の「バストケアシート」がバストに密着して、日常の様々な姿勢においてもバストを動かさず、重力の影響を受けていない状態に近いまる胸をキープするとしています。
昨今ノンワイヤーブラの着用者が増え、ブラジャーにおける「ラク」を求める快適市場が拡大する一方で、バストラインへの不安や悩みから「自分のバストを美しく保ちたい」という女性たちのニーズが高まっています。
ワコール人間科学研究所は、生活シーンとバストの動きの研究から、バストの皮膚は日常的に重力による負担がかかっていることを明らかにしました。その事実から重力に着目した研究を押し進め、その一環として「無重力状態」を再現しバストの計測を行なったところ、無重力状態のバストは、底面が上がり、「丸」に近づき、皮膚への負担が少ない形状、つまりは重力から守られている状態になることがわかったとのこと。
これらの研究をもとに、無重力状態に近い状態をキープすることでバストのケアができる、重力に負けない「バストケアBra」を開発したとしています。同社では、重力に負けない「バストケアBra」の発売を機に、ボディケア領域の商品群を充実させ、自分のからだをケアしたいという女性のニーズに応えていくとのことです。
バストにおける「重力研究」
昼間の日常生活の中でもバストは動き、バストの皮膚は伸ばされています。人間科学研究所の研究ではオフィスワークをしている時でも、10分に1回程度バストが大きく動く姿勢をしていることがわかったとのこと。
バストの皮膚が伸ばされているのは、下へ引っぱる重力の影響を受けているからと考え、飛行機によって無重力状態をつくり、その時のバストの計測を行いました。その結果、無重力状態でのバストは、1.バストの底面が上がる、2.ボリュームが上下左右均一、3.バスト上部の皮ふが伸ばされていないの3つの特徴がある事が判明したとしています。
「バストケアBra」の特長
最大の特長は、カップ内側に採用したバストケアシート。バストケアシートは、バストの動きに逆らって働きかけ、立っている時は、シートの下側にテンションがかかり、引き上げる力が働き、無重力に近いバストのかたちをつくります。前かがみの時は、シートの上側にテンションがかかり、バストのかたちをキープする働きをします。
商品ラインアップと機能
【重力に負けない『バストケアBra』(BRB・404)】
サイズ:(A)70・75、(B・C・D・E)65・70・75・80、(F)65・70・75
カラー:全5色 BL(ブラック)・CB(シェルベージュ)・GB(グレイッシュブルー)・RP(ロマンピンク)・TU(ターコイズ)
希望小売価格(税別):(A・B・C)カップ 5,800円、(D・E・F)カップ 6,300円
※取り扱いカラーはサイズによって異なります。
<追加機能>
・バストケアシートとバック部分は保湿性のある素材を使用し肌ざわりなめらか。
【ウイング 重力に負けない『バストケアBra』(KB・2404)】
サイズ:(A) 70・75、(B・C・D・E)65・70・75・80、 (F)65・70・75
カラー:全4色 IV(アイボリー)・BU(ブルー)・GY(グレー)・RP(ロマンピンク)
希望小売価格(税別):(A・B)カップ 4,400円、(C・D)カップ 4,700円、(E・F)カップ 5,000円
※取り扱いカラーはサイズによって異なります。
<追加機能>
・バック部分は上下辺にゴムがなく、くい込みにくい設計で背中の段差を軽減。