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ロイヤルホストで食べ残しの持ち帰りが可能に! 無料で持ち帰り用容器を提供~食品ロス削減へ新たな取り組みを展開

[2020/10/9 11:37]

 ロイヤルホールディングス傘下の「ロイヤルホスト」が、食品ロス削減の取り組みとして、料理を食べきれなかった場合、希望すると無料で持ち帰り用容器がもらえる取り組みを、2020年10月7日(水)から開始しています。

 ロイヤルグループでは、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成にむけて、事業会社横断の「食品ロス削減タスクフォース」を立ち上げ、様々な取組みを行なっています。その一つとして、ロイヤルホストのグランドメニュー改訂にあわせ、メニューブックに農林水産省が推奨する食品ロス削減国民運動のロゴマーク「ろすのん」を掲示し、食べきれずに残された料理を持ち帰ることができるメッセージが掲載されます。

 なお、生もの、傷みやすいもの、スープ、ドリンク類の持ち帰りはできず、帰宅後はできるだけ速やかに食べるように呼びかけています。

 農林水産省および環境省では、食品ロス削減の取り組みを進めるため、2012年から食品ロス量の推計を公表しており、2017年の推計値は約612万トンで、このうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は328万トンといわれています。同社では、これらを削減することにより、外食事業をはじめとする事業者全体でSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」の達成に寄与したいと考えているとのことです。

[古川 敦]